エネファームの魅力を訴求採用 ユーザーのリアルな声でメリットを伝える
累計販売台数50万台を突破し、さらなる広がりをみせるエネファーム。
エネファームパートナーズは、採用エンドユーザーの声を集めたパンフレットを作成し、その魅力を広く訴求している。
2023年11月末、家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数が50万台を突破した。省エネ性やレジリエンス性などの魅力がユーザーに評価され、その普及が加速している。
エネファームパートナーズは、住宅業界、エネファーム製造業界、エネルギー業界の165団体・事業者が連携した普及推進協議体で、業界の枠を超えてエネファームの普及推進に取り組んでいる。その取り組みの一つがパンフレット「エネファーム オーナーズボイス」だ。
このパンフレットは、主にガス事業者がエンドユーザーやサブユーザーに向けてエネファームを訴求するために作成したツールで、今年1月から配布している。A4判・8頁で、コンパクトにエネファームの魅力に加え、カーボンニュートラルの重要性などを分かりやすく解説する。
エネファームはガスに含まれる水素と空気中の酸素で発電し、発電時に発生する熱でお湯をつくることから省エネ効果が非常に高い。自宅で発電するため送電ロスがなく、発電時に生じる熱を利用することから、熱と電気をあわせたエネルギー利用率は約90%にも達する。エネファームを1台導入すると年間のCO2排出量を約1t以上削減することが可能である。さらにレジリエンス機能も備えており、万が一の停電時でも発電が継続(機種・条件によって異なる)することにより、携帯電話の充電ができ、家電もお湯を使うことも可能である。
このパンフレットで、特に誌面を割いているのが、実際にエネファームを導入したエンドユーザー8世帯の生の声だ。環境にやさしい暮らしを求める人、災害時のレジリエンス性を求める人、省エネ性を求める人など、エンドユーザーそれぞれのさまざまな暮らしへのこだわり、これまでの経験を踏まえてエネファームの導入を決めている。
例えば、「環境への配慮ができる満足感と、停電の経験からエネファームの設置を決めました」、「子どもがいる暮らしの安心感に。エネファームでストレスなくエネルギーが使える家」、「エネファームにしてから冷暖房を我慢しなくてよくなり助かっています」、「エネファームにしてから電気代が安くなって停電も怖くなくなりました」など、採用動機とともにリアルな感想が紹介されている。
エネファームパートナーズが「エネファーム オーナーズボイス」を活用する会員を対象にヒアリングをしたところ、「エネファームのある暮らしをイメージできる」、「生の声が聞けて参考になった」、「実際に利用している人の声を聴くことで、利用した時のイメージがつきやすい」などのエンドユーザーの声をいただいているとの回答があった。主に営業担当者がエンドユーザーやサブユーザーを訪問した際の提案ツールとして活用しているが、会員の中で、今後、ショールームなどで配布するという声もあった。
「エネファーム オーナーズボイス」はガス事業者はもとより、住宅事業者など幅広く提案に活用できるため、その積極的な活用を促していく。「エネファーム オーナーズボイス」は、最寄りのガス事業者への問い合わせまたは、特設サイトを通じて直接の購入が可能だ。
エネファーム普及推進協議体「エネファームパートナーズ」事務局
TEL:03-3502-0194
https://www.gas.or.jp/user/comfortable-life/enefarm-partners/
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