省エネ性の向上を重視したリフォームが増加 物価高による光熱費の高騰が影響
(一社)住宅リフォーム推進協議会「住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査」
リフォーム契約時に重視した(する)点として、「省エネ性能の向上」を挙げる人が増えていることが、(一社)住宅リフォーム推進協議会の「住宅リフォームに関する消費者・事業者に関する実態調査」で明らかになった。
同調査は、リフォーム実施者、リフォーム検討者、リフォーム事業者にそれぞれ実施した調査をまとめたもの。リフォーム実施者の調査対象は、過去3年以内に自宅のリフォームを実施した25歳以上の世帯主・自己所有に該当する男女1041人。リフォーム検討者は、自宅に限らず、今後3年以内のリフォームを検討している25歳以上の男女1025人。リフォーム事業者は、同推進協議会の会員団体傘下の事業者など739社となっている。
リフォーム実施者と検討者に「リフォーム契約時に重視した(する)点(予算以外)」を尋ねたところ、「省エネ性能の向上が見込めること」と回答した人は、実施者が17.1%(前年度比3.4ポイント増)、検討者が22.9%(同3.3ポイント増)で、共に2位だった。1位は「設備の使い勝手が良くなること」だったが、こちらは実施者が23.6%(同2.6ポイント減)、検討者が27.0%(同2.9ポイント減)と前年度よりも低下している。
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