DTSの開発力も活用しながら住宅業界のプラットフォーマーを目指す
安心計画 代表取締役社長 高田政和 氏
2023年5月31日、DTS(東京都中央区、北村友朗社長)のグループ会社として新しい船出を迎えた安心計画(福岡県福岡市)。創業者である小山田隆広氏からバトンを受けた高田政和社長に今後の事業方針などを聞いた。

高田政和 氏
──安心計画がDTSグループに加わることになった経緯を教えてください。
もともと安心計画では、DTSが開発した3次元CADによる住空間提案システム「Walk in home」などのツールを販売してきました。私もDTSの社員として以前からつながりがありました。
そうした中で、小山田前社長の方から事業継承などに関する相談があり、これまでの長い関係性もあるので、DTSグループに加わることを提案させて頂きました。
そして、私が安心計画の社長に就任し、DTSグループの一員として新たにスタートすることになったのです。その意味では、以前からお付き合いがあった方の婿養子になったという感じですかね(笑)。
実際に“身内”になって気付いたのは、安心計画の社員の方々の人間力の高さです。お客様を第一に考える精神が徹底されていると感じました。ただ、逆に言うと少し遠慮し過ぎている部分もあるかなとも感じています。
小山田が長年かけて構築してきた安心計画の事業方針やお客様に対する考え方などを変えるつもりはありません。ただ、小山田という非常に強いリーダーシップの基で事業を行ってきたので、その点は変えていく必要があると考えています。
安心計画の社員は、お客様の声を直接聞き、お客様が今何を望んでいるかを把握しています。そのことを十分に生かしながら、全ての社員が経営的な視点を持ち、自ら考え、行動して欲しいのです。稲盛和夫さんが提唱する「アメーバ経営」のように、小さなチームそれぞれにリーダーがいて、共同経営のような形で会社が成長していくことが理想ではないでしょうか。
──高田社長は、DTSで住宅業界以外の仕事も経験していますが、住宅業界のDXやデジタル化に関する取り組みについて、どういった印象を持っていますか。
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