アクセルラボ やりたいことを叶えるスマートホーム「SpaceCore」

集合から戸建、新築から中古まで採用拡大

アクセルラボ(東京都新宿区、小暮学社長)は、スマートホームサービス「SpaceCore(スペース・コア)」を展開する。自社でソフトウェア開発から手掛け、カスタム自由度の高さを強みに、集合から戸建住宅、新築から中古リノベまで、さまざまな案件で採用実績を拡大している。

アクセルラボは、自前のソフトウェア開発力を武器にスマートホームの分野で急成長する。2019年8月から、スマートホームサービス「SpaceCore(スペース・コア)」の提供を開始。スマートロック、スマートスピーカー、給湯器、床暖房、スマート宅配BOX、電動シャッターなど20社以上のメーカーと連携。「セキュリティ機能を高めたい」、「見守り機能を高めたい」、「エネルギーマネジメント機能を高めたい」、「健康管理機能を高めたい」といった要望に対して、自社開発のスマートホームゲートウェイを核に、連携するIoT機器を組み合わせて、スマートホームサービスをカスタマイズして提供する。1つのアプリから統合的に、複数のIoT機器の操作が可能で、スマートな暮らしを実現する。また、物件のオーナーや居住者とのコミュニケーションを円滑に行うための、管理会社向けの「リレーション機能」や、住んでいる地域に関するさまざまな生活サービスを提供する、居住者向けの「生活サービス機能」も備える。こうした強みが支持され、不動産会社や住宅事業者などを中心に290社以上、約2万3000戸(2023年4月現在)に導入されている。戸建住宅への導入も増えてきている。

スマートホームゲートウェイを核に、スマートホームサービスをカスタマイズして提供する

アクセルラボのスタッフが
スマートホーム化のコーディネートをお手伝い

新築の賃貸集合住宅、賃貸戸建住宅のみならず、賃貸物件で入居者が退去する際に行う原状回復のリフォーム、また、分譲マンションの1室単位での買取再販などにおいても、物件の魅力、付加価値を高めるためにスマートホーム機能を追加するケースが増えている。さらに、戸建分譲住宅の付加価値向上の一環としてビルダーなどが採用するケースも増加。加えて、注文住宅において、施主自ら「スマートホームにしたい」と要望が寄せられることも増えてきているという。家づくりの初期の打ち合わせに、同社のスタッフが同席して、顧客の要望を聞きながらスマートホームサービスをコーディネートすることも可能だ。「住まい手の声を聞き、やりたいことを叶えるスマートホームサービスをカスタマイズして提供しているため、利用率は高く、満足度も高い。住宅事業者にとっても、最適な機器の組み合わせ方など、スマートホームに関する知見が増えメリットは大きい」(同社)。そのほか、ワンストップで同社が対応できることも、スマートホームサービスで発生しがちなトラブルを回避でき、満足度を高める理由となっている。

住宅分野だけにとどまらず、店舗や介護系施設、宿泊施設などの分野でも、同社のスマートホームサービスの採用実績は増えている。例えば、民泊用の宿泊施設において、鍵の貸し借りを円滑化するために、スマートキーを中心としたスマートホームサービスを導入するといった事例だ。自社でソフトウェア開発から行うカスタム自由度の高さを武器に、全方位でさらなるスマートホームサービスの拡大を目指す。

新宿ショールームでは複数の家電操作の一括操作を体感できる。事業者のみ見学も受け付けている

アクセルラボ
03-6555-3930