リブ・コンサルティング、優秀なアンバサダー経営実践企業を表彰
顧客接点の強化やSNS活用などで紹介受注を拡大
リブ・コンサルティングは、住宅不動産業界特化SaaS型サービス「アンバサダークラウド」の利用企業を対象にした「アンバサダークラウド アワード2023」を開催した。
リブ・コンサルティングが提供する「アンバサダークラウド」は、引き渡し後の顧客との接点を維持し続けることで、紹介や口コミの拡散といった“応援活動”を誘発し、具体的な受注へと結びつけるもの。同社では、この“応援活動”に基づき紹介受注を拡充し、さらには顧客満足度(CS)や従業員満足度(ES)を向上していく「アンバサダー経営」を推し進めてようとしている。
アンバサダークラウドを活用すると、手間なくオーナー専用サイトを開設し、顧客との接点を強化しながら紹介受注や口コミを得ている仕組みを構築していくことが可能になる。例えば、アンバサダークラウドではOB顧客の応援行動にポイントを付与する仕組みを用意。SNSに自宅の写真を投稿するなどの応援行動にポイントを付与することで、「応援したい」という気持ちを具体的な行動へとつなげていく。
導入企業は100社を超える
着実な実績を伸ばす企業も多数
今回開催した「アンバサダークラウド アワード2023」は、アンバサダークラウドの採用企業を対象として、優れたアンバサダー経営を実践している企業を表彰するもの。顧客接点の強化、紹介活性化、SNS活性化という成果軸で、総合的な審査を実施した。その結果、華建築、クロダハウス、タカ建築、LIFEFUND、サンアイホームという5社を優秀賞に選出した。いずれの企業もアンバサダークラウド導入後に確実な実績を残しており、例えば華建築では運用開始後5カ月で紹介来場数は160%増えたという。その他にも、クロダハウスでは紹介契約数が運用開始前後の期間比較で4倍に増えたほか、タカ建築では紹介来場数が運用開始1年で3倍以上に増えた。また、LIFEFUNDでは紹介来場数が1年4カ月で500%アップを達成した。
「アンバサダークラウド アワード2023」では、優秀賞5社の発表を聞いた全国の住宅会社の投票を行い、アンバサダー経営最優秀賞を決定した。投票の結果、最優秀賞に選ばれたのはサンアイホーム。
同社では、コロナ禍によって従来型の集客活動などが難しくなる中、2021年8月にアンバサダークラウドの運用をスタート。運用開始から1年4カ月で紹介契約数が前期比140%のペースで増えているだけでなく、オーナーがSNSに投稿する件数が毎月500件を超えるまでになったそうだ。また、入社2年目の社員が紹介受注の獲得に成功するなど、副次的な効果も出てきている。
リブ・コンサルティング執行役員の石井祐季氏は、「2020年1月からサービスの提供を開始し、導入企業も100社を超えることができた。さらに取り組みを加速させ、住宅業界が変わることで、お客さまも住宅会社の社員の方々も喜んでもらえるような状況を創出していきたい」と語り、今後は住宅会社のアフターサービス業務を効率化するための機能なども実装させていく方針だ。
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