注目度高まるスケルトン階段 デザインへのこだわりに相次ぐ新提案
昨今、住宅内の意匠性を重視するユーザーが増加傾向にある。特にリビング空間を魅力的に演出したいというニーズが高まっており、デザイン性の高い室内階段に注目が集まっている。その筆頭が「スケルトン階段」だ。訴求に向けての階段メーカー各社の製品開発、販売戦略を追った。
“こだわり”思考の施主に人気
高断熱化で採用もしやすく
従来、階段は玄関付近に隣接しており、廊下を挟んだ扉の先にリビングなどの居室が設置されていることが主流だった。そのため、階段には単なる昇降機能としての役割ばかりが求められてきたが、最近ではSNSなどの普及により、施主がインテリアに関する情報を気軽に発信、取得できるようになったことや、コロナ禍で暮らしが変化し、在宅時間が増加したことで住環境の改善への意識が高まっている。こうした潮流が室内階段市場にも影響を与えており、スケルトン階段の注目度が高まっている。
スケルトン階段とは、従来のボックス階段と異なり、階段の骨組みと踏板のみで構成された階段のことだ。スケルトン階段を採用するメリットは、何よりもそのデザイン性の高さだ。踏板どうしをつなぐ蹴込み板が存在しないため、リビング内に階段を設置する「リビング階段」に採用することで、採光性の高い開放的な空間の創出が可能になる。
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