GLD-LAB.、建物と外構のトータル提案を全面的にバックアップ

デジタルの力で住宅会社の新たな差別化戦略を実現

アバター画像  Presented by GLD-LAB.

GLD-LAB.は、住宅の外構設計や販売促進のサポートをする会員制サービス「GLD-LAB.デザインネットワーク」を設立した。建物と外構のトータル提案を推進することで他社との差別化を図りたい工務店や住宅会社を、デジタル技術などを駆使しながら支援していく方針だ。

工務店も施主もWIN×WINな外構提案

GLD‐LAB.(ジーエルディーラボ)は、XR・メタバース技術を活用して未来を豊かにすることを目的に、2022年7月にタカショーの完全子会社として誕生した。3Dパースや、動画、VRなどのソフトサービスを事業の中核に据える同社が、新サービスとして提供を開始したのが「GLD‐LAB.デザインネットワーク」だ。同社では、このサービスを通じて建物と外構をトータル提案することで、他社との差別化を図りたいという工務店や住宅会社を支援していく。

建物と外構のトータル提案については、取り組みたいという意向はあるものの、いまだに踏み込むことができない工務店や住宅会社が多い。建物の性能競争などが激化する中で、外構とのトータル提案によって新しい付加価値を創造することができれば、間違いなく他社との差別化につながるだろう。実際に大手ハウスメーカーなどの中には、外構提案を強化することで他社との差別化や受注金額のアップを達成している企業もある。

しかし、外構提案に関する知識やノウハウを持つ工務店は少なく、なかなか自社だけではトータル提案に取り組むことができない。また、質の高い外構提案ができる協力事業者との付き合いがあればいいが、付加価値にまでつながるような外構提案を行える販工店やガーデンデザイナーなどと出会う機会も多くはない。

そこで、GLD‐LAB.は、工務店や住宅会社がより簡単に建物と外構のトータル提案が可能になるよう支援するために、「GLD‐LAB.デザインネットワーク」の展開を開始した。これは、年会費などを支払うことで、外構提案に関する様々なサービスを無料、もしくは割安に利用することができるものだ。

住宅事業者はサービスを使い、住宅のみでなく庭、外構を合わせたトータル提案が可能となり、他社との差別化ができる。一括での提案により、住宅ローンを組みやすいという施主側のメリットもある。

GLD‐LAB.取締役の髙田康平氏は「駐車スペースの考慮がない構図や住宅イメージのない状態での外構提案で、住宅に外構を設置することを諦める人も多い。そういった層を拾い上げていきたい」という。

外構提案をもっと手軽に
300以上のプランから検索が可能

「そとサポ」は住宅スタイルや予算、敷地面積などの条件で外構プランを検索できる

「GLD‐LAB.デザインネットワーク」の目玉サービスとなるのが「そとサポ™」。「そとサポ」は住宅スタイルや予算、敷地面積などの条件で外構プランを検索できる会員限定サイト。このサイトを活用すれば、施主との商談の初期段階から外構プランを簡単に提案することが可能になる。

使い方は簡単だ。施主から敷地面積や予算、さらには建物デザインテイストなどをヒアリングして、その条件を「そとサポ」で入力していくと、要望に合いそうな外構プランを検索することができる。プランの数は2022年8月時点で300プラン。今後も随時追加予定で豊富なバリエーションを取り揃える。それぞれのプランは、3Dパースで示されるため完成後の姿をイメージしやすく、施主が外構を検討するきっかけとなる。

好みにあった外構プランが決まったら、簡易見積、パース、図面をまとめたプレゼンシートをダウンロードすることもできる。さらに、1プラン3000円で3Dデータのダウンロードも可能。この3Dデータは主なCADソフトに対応しており、実際に検討している建物プランの3Dパース図と外構のパース図を組み合わせることもできる。自社でこうした作業を行うことが難しい場合、同社が工務店などから建物データをもらい、外構と建物がセットになった3Dパースを提供するフィッティングサービスも用意している。

さらに、「そとサポ」で用意されたプランを利用するのではなく、同社がゼロから外構プランを検討する「外構プランニング」サービスというものもある。ヒアリングシートと建物のデータをGLD‐LAB.に送付すると、専属デザイナーが建物の価値を高めるハイクオリティな外構提案を検討してくれる。

内と外のつながりを動画で再現

「住宅パース動画制作サービス」による販売促進サービスも提供する。時間帯や四季の移ろいによる住宅外観・内観の見え方や街なみ景観の変化までリアルに表現した動画を制作するサービスで、チラシなどでは実現できない訴求力を備えた販促ツールになる。分譲住宅の販促ツールとしても活用でき、街並みが完成する前に景観の美しさなどを広く知らせることができる。動画だけでなく、販促のためのVRを制作するサービスもある。

「WEB ARサービス」というメニューも用意している。スマートフォンやタブレットのカメラ機能を使って、住宅事業者専用のアイテムやパッケージを仮想空間上に表示できるものだ。例えば玄関まわりの状態をスマートフォンのカメラ機能で写し、その画像上に設置したい各種エクステリア製品などを表示することができる。それによって完成後のイメージをよりリアルに把握することができるというわけだ。また、外構だけでなく、キッチンなどを設置したイメージをシミュレーションすることも可能だ。

売却型のモデルハウスの外構をリプランニングしたことで、すぐに買い手が決まった事例も

モデルハウスなどの外構プランニングなども行う。建物と外構が一体となったモデルハウスを具現化することで、集客力や訴求力の向上が期待できる。外構や庭空間を活かしきれていない既存住宅や、買い手がつかない分譲住宅などに対して、外構によって付加価値を高めるための提案も実施する。なかなか売れなかった売却型のモデルハウスの外構をリプランニングしたことで、すぐに買い手が決まった事例もあるという。

そのほかにも「GLD‐LAB.デザインネットワーク」では、外構専門のパンフレット制作や、施主に外構を説明するうえで知っておきたい基礎知識が学べるe‐ラーニングといった多彩なサービスを揃えている。

「GLD‐LAB.デザインネットワーク」への参加は、入会金30万円、月額3万円となっているが、2022年12月末まで、入会金が10万円になるキャンペーンを行っている。GLD‐LAB.取締役の髙田康平氏は、「GLD‐LAB.デザインネットワークの会員になれば、動画や3Dパースを会員特別価格で作成できるだけでなく、多彩なサービスを利用できるため自信をもっておすすめしたい」と語る。

加えて、今後は工務店と施主がメタバース空間内でプランの検討などを行えるサービスなども実装していく予定で、サービスメニューのさらなる充実化も図っていこうとしている。

在宅時間が長くなったことで、庭空間を気分転換などを行う生活空間として活用したいというニーズが高まっており、庭まわり、エクステリアなどへの消費者の関心が高まっている。それだけに、質の高い庭空間が他社との差別化につながる可能性が高まっている。「GLD‐LAB.デザインネットワーク」により、より簡単に建物と外構のトータル提案を実現できるようになることで、工務店や住宅会社の次世代に向けた戦略に広がりをもたらすことになりそうだ。


2022年11月21日
東京国際フォーラムで「GLD-LAB.デザインネットワーク」の説明会開催

GLD-LAB.では、「GLD-LAB.デザインネットワーク」のメリット・特典など、サービスの詳細の説明会を開催する。

開催日時: 2022年11月21日(月)13:00~16:00
開催場所: 東京国際フォーラム(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)
参加費用: 無料
※事前申込制。詳しくはgld-lab@takasho.co.jpまで。

株式会社GLD-LAB.
〒689-1112 鳥取県鳥取市若葉台1丁目5番地5
Tel:0857-50-1822 Mail:gld-lab@takasho.co.jp