2022.6.17

トーソー 和空間にコーディネートしやすいプリーツスクリーンを発売

豊富なカラーで落ち着いた空間づくりを提案

トーソーは畳に合わせやすい和紙調のプリーツスクリーンを発売した。和室をはじめ、リビングつづきの小上がりの和空間などに合わせやすい色を豊富に用意した。


プリーツスクリーン「彩葉(あやは)」は、トレンドの畳のカラーに合わせやすい

プリーツスクリーンの新商品として「彩葉(あやは)」を発売した。

近年、四畳半ほどのスペースに四角い琉球畳を敷く和空間の設置が人気だ。トーソーがユーザーにヒアリングしたところ、プリーツスクリーンを設置する居室は、ほとんどが畳を敷いた和空間だという。同社はこれまで洋室に向けたプリーツスクリーンの設置を訴求してきたが、今回の新カタログでは和空間に特化した提案に絞り、畳とコーディネートしやすいカラーを豊富に用意した。和を感じられる落ち着いた空間づくりを提案していく。

畳メーカーは定番のグリーン系をはじめ、トレンドのグレー系、モダンなネイビー系など、さまざまなカラーを展開している。彩葉は、こうした畳になじみやすいカラーを全25色ラインアップした。

新カタログでは畳とプリーツスクリーンの生地を貼り付け、具体的なコーディネートを提案。畳カラーと「なじむスクリーンカラー」に加え「アクセントカラー」も提案し、さまざまな組み合わせを紹介する。例えば、グリーン系の畳カラーにはアッシュグリーンやグレーのスクリーンカラーがなじみやすく、アクセントカラーにはネイビーブルーがおすすめといった具合だ。こうした提案はイメージが伝わりやすいため、カラーコーディネーターなどに好評だという。

新カタログでは畳の生地とプリーツスクリーンの生地を貼り、具体的なコーディネート例を紹介する

彩葉は和紙のような素材感と、もやがかかったような濃淡のある柄が特徴。従来品と比較して、透け感を楽しめるのもポイントだ。近年は防犯・防災対策の面から窓にシャッターを付けるケースが増えており、プリーツスクリーンにはあえて透け感を持たせたいというニーズがあるという。彩葉を採用することで、光を感じながらくつろぎの空間をつくることができる。ツインワンチェーン(幅1,800×高さ1,800㎝)の場合、参考価格6万5,600円(税別)。

トーソーは5月から9月にかけ全国で展示会を開催。家で過ごす時間が増え、暮らしが大きく変化するなか、これからの住まいに求められるニーズを「暮らしのニュースタンダード」と考え、プリーツスクリーンをはじめとした新製品や、おすすめの既存製品などを紹介していく。