変化する暮らしのニーズに応える資格制度② JSHI認定ホームインスペクター

既存住宅の“健康診断”を行い中古住宅の流通を促す

ホームインスペクションとは、専門知識のある第三者が、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見極め、依頼者にアドバイスをする専門業務。「JSHI認定ホームインスペクター」は、消費者が主に中古住宅を売買する前に、基本的には目視、非破壊で、屋根や外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断し、依頼者に報告する。例えると、ホームインスペクションは既存住宅の“健康診断”といえる。

物件の不具合を事前に確認しトラブルを防ぐ

ホームインスペクションは既存住宅の売主だけでなく、買主にとってもメリットがある。例えば、既存住宅を購入しようと考えている買主が依頼したホームインスペクションで、契約前に物件の不具合が分かればキャンセルできるため、トラブルを防ぐことが可能だ。

不動産業界の営業マンが物件の不具合を買主に説明することで、クレーム抑制に貢献できる。

既存住宅流通の活性化を受け、ホームインスペクションが注目されている

2022年度資格試験の概要

受験申込期間

【2022年】7月1日(金)~9月11日(日)、
10月1日(土)~12月11日(日)
【2023年】1月6日(金)~3月11日(土)
受験期間【2022年】9月1日(木)~9月14日(水)、
12月1日(木)~12月14日(水)
【2023年】3月1日(水)~3月14日(火)
受験方法CBT方式 (全国のテストセンターから選択)
受験料1万5,000円(税込)

特定非営利活動法人 日本ホームインスペクターズ協会
TEL:011-688-7913
https://www.jshi.org/