コロナ禍でコミュニケーションの頻度が高まる ニューノーマル時代にリビングの在り方に影響も
リビタ「住まいの生活シーンにおける家族間コミュニケーションに関するアンケート調査」
コロナ禍で在宅時間が増加したことによる、住まいのなかでのコミュニケーションの変化を探ることを目的に500人を対象にアンケート調査を実施した。生活者の新たな考え方やニーズが浮き彫りになっている。
コロナ禍におけるシーン別(料理、食事、娯楽、子育て)のコミュニケーション頻度をみると、最もコミュニケーションが増えたのは「子育てシーン」で、次いで「娯楽シーン」となった。また、今後の継続を希望する人の割合も同様の順である。
シーン別にみると、「料理シーン」は「週に3回以上、自宅で家族や友達と料理をつくる」人の割合が半数以上となった。また、今後の意向については、コミュニケーションが増加した人の83.8%が「楽しいから、精神的に満たされるから」といった理由で継続を希望している。
「食事シーン」は「週に5回以上、自宅で家族や友達と食事をする」人の割合が6割にまで増加。コミュニケーションが増加した人のうち68.9%が継続を希望しており、やはり「楽しいから、精神的に満たされるから」がトップの理由にあげられている。
「娯楽シーン」は「1日1時間以上、家族や友人とTVを見る」人の割合が7割にまで、また、「1日1時間以上、家族や友人とWEB動画サービスを見る」人の割合が6割まで増加した。継続理由のトップは「一緒にやることで会話が増えて楽しかったから」と「家族との共通の話題ができたから」が約6割となっている。
「子育てシーン」は「週に3回以上、子供と遊ぶ」人の割合が6.8割とコロナ前の2倍に、「週に3回以上、子供に勉強などを教える」人の割合が5割とコロナ前の2.7倍に増えた。「楽しいから、精神的に満たされるから」という理由が87%を占めてトップとなっている。
多くのケースで楽しく、精神的に満たされることから継続したいと考えている。
家族構成別にみると、特に「ファミリー層」のコミュニケーション増加率がすべてのシーンにおいて最も高く、コロナ前の頻度構成比率から2倍以上となっていることが特筆できる。
今後も継続したいと回答した人の割合は、料理シーンでは28.0%、食事シーンでは25.2%、娯楽シーンでは28.4%、子育てシーンでは44.9%であったことなどを踏まえ、「ニューノーマル生活におけるLDKの広さや機能などに対するニーズが変化し、「LDK」の在り方に影響を与える可能性がありそう」と指摘している。
リンク先は各社のサイトです。内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
大和ハウス工業、川崎市と連携し開発した「殿町プロジェクト」が「都市のオアシス」に認定
2024.04.18
-
ヒノキヤグループ、北海道初の住宅展示場 4/27オープン
2024.04.18
-
積水化学工業、小屋裏のある鉄骨三角屋根の家『ドマーニブライト』発売
2024.04.18
-
東京セキスイファミエス、『リノベーションハイムギャラリー ヨコハマくらし館』 4月27日(土)オープン
2024.04.18
-
大建工業、ワイドデザインフロア『トリニティグランデ』を発売
2024.04.18
内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
トルネックス 全館空調をテーマに、坂本名誉教授と松尾氏のトークセッションを開催
2024.04.16
-
住宅保証機構、パラマウント硝子工業、日本住環境 「快適性」「耐久性」をキーワードに断熱・気密を解説
2024.04.11
-
アキレス・パラマウント硝子工業 4月に等級7の家の完成見学会を開催
2024.04.05