YKKグループ 21年度の推定実績と22年度の方針を発表
AP事業は窓リフォームとエクステリアが成長を牽引
YKKグループが2021年度をスタートとする「第6次中期経営計画」の経過と、2021年度の推定業績および2022年度の事業方針を発表した。YKK APは窓リフォームなどの伸長を見込み、2022年度の増収増益を計画している。
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2021年度のYKKグループの連結業績(推定)は、売上高7953億円(前年比122%、計画比113%)、営業利益599億円(同227%、186%)と大幅な増収増益を見込む。コロナ禍の影響を大きく受けながらも、ファスニング事業を中心に大きく回復した。中期経営計画では、2024年度の売上高9435億円、営業利益963億円、当期純利益703億円を計画している。
YKKのファスニング事業は、売上高3430億円(同139%、125%)、営業利益441億円(同731%、385%)という大幅な増収増益を見込む。ファスナー販売数量は102.9億本(同132%、116%)であり、売上高、ファスナー販売数量ともに過去最高を見込む。
YKK APのAP事業は、売上高4469億円(同111%、106%)と、前年及び計画を上回ると推定。これは25年ぶりの過去最高の売上高更新となる。ただ、営業利益は189億円(同90%、88%)という増収減益を見込む。
国内は住宅・エクステリア・ビルの各事業で売上高を伸ばし、海外は北米、台湾、インドネシアでの市場回復により販売が増加した。その一方で、資材価格高騰の影響が大きく、コストダウンや価格改定に取り組んだものの、営業利益は昨年を下回った。営業利益の増減をみると、売上高は139億円のプラスであるが、原材料・資材で203億円のマイナスと資材高騰が響く。
窓リフォームなどが牽引
製販合理化などが鍵に
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