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2022.3.8

クリナップ、主力システムキッチンをモデルチェンジ

対面タイプの課題解消で訴求力向上

クリナップは主力のシステムキッチンのモデルチェンジを行った。対面タイプの課題の解消を図ることで新たな顧客層を取り込み、受注拡大を狙う。


ステディアは2018年のブランド立ち上げから初の大規模モデルチェンジ

クリナップは、システムキッチン「STEDIA(ステディア)」のモデルチェンジを行った。ステディアは同社がかつて販売していた「クリンレディ」の後継機で、中高級市場向けの主力商品。今回、2018年のブランド立ち上げから初の大規模モデルチェンジとなる。

モデルチェンジで目玉となるのが対面タイプだ。家族とのコミュニケーションが取りやすい、開放的であるなどの理由から、対面タイプの人気は高い。クリナップがユーザーに行った調査でも、「理想的なダイニングキッチンは?」との質問に対し、最も多かった回答は「対面キッチン」で、37.7%と約4割にのぼる。一方で、実際に対面タイプを購入した人は45%と、約6割は壁付けなどの他のタイプを選んでいる。

クリナップはこうした結果から「理想は対面タイプを導入したいが、実際に導入する際の課題があるのではないか」と推察。今回、新ステディアで課題解消を目指した。

デュアルトップ対面を開発
デザインと機能性を両立

「デュアルトップ対面」により、ダイニングへの水撥ね・油跳ねを抑え、ダイニング側からの手元への視線も隠すことができる

クリナップがユーザーに行った調査によると、対面タイプの検討で懸念したこととして、機能面に関するものが48%と最も多かった。キッチンからダイニングへの水撥ね・油跳ねといったものだ。新ステディアでは、こうした課題の解消を図るものとして「デュアルトップ対面」を開発。これはキッチン側とダイニング側で高低差を付けた天板で、ダイニング側の天板を65㎜高くすることで、ダイニングへの水撥ね・油跳ねを抑えることができるようにした。

また、ユーザーが対面タイプで懸念することとして「ダイニングからの手元への視線」も36.5%と多い。キッチンでの作業内容がダイニング側から見えることで、LDK空間が雑多な印象になることを懸念するものだ。こうした課題にもデュアルトップ対面が活躍する。少し高くなったダイニング側の天板が作業中の手元への視線を遮ることができ、キッチンをきれいに見せることができる。

この他にも、新ステディアは機能面を強化している。例えば新開発のステンレスワークトップ「美コートワークトップ」を導入。油汚れを浮き上がらせる親水性のセラミック系特殊コーティングを施すことでキズと汚れから守る。

新ステディアの対面タイプの価格は89万1500円から。構造の簡素化などで通常の対面タイプよりも20万円抑えた。

ステディアの販売はここ数年、横ばいで推移してきたが、クリナップは今回のモデルチェンジで高めていきたい考え。

竹内宏社長は「業界ナンバー1のキッチンになるよう訴求に力を入れる」と意気込んでいる。

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