アキュラホーム、耐震と開放の両立を目指し倒壊実験を実施
「超空間の家」モデルに、どこまでやったら倒壊するかを検証
アキュラホーム は新商品「超空間」の実物大モデルを用いた「倒壊実験」を行った。空間気積を最大化するなど開放感あるプランで耐震性の確保を検証するチャレンジである。


アキュラホームが、9月28〜30日に、国立研究開発法人 土木研究所において「実物大倒壊実験」を行った。今年4月に発売した新商品「超空間の家」のモデルを用いた実物大の実験で、開口をできるだけ大きく取り、雑壁がなく勾配天井にするなど、耐震性の観点からは「非常にチャレンジングな取り組み」(井草健二常務執行役員)だ。
自然災害の激甚化・頻発化により住まいの安全性確保が従来以上に重要になっている。特に、首都圏直下型地震など大型地震の発生が予測されるなか、住宅各社にとって高い耐震性の確保は重要課題といっていい。
その一方で、コロナ禍で在宅時間が増加するなか、住宅のあり方、住まい方にあらためて注目が集まっている。特に、家族が住まいの中で過ごす時間が増えたことから広さを求める声が強まっている。人が集まっても密になりにくい空間づくりだ。アキュラホーム住生活研究所の調査でも、住まいに必要なもの(間取り)として「広いリビング」が最も求められるという調査結果が出ており、「建物の開放感を求めるユーザーが非常に増えてきた」という。
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