アンドパッド、ロボット活用のオンライン地鎮祭を開催
現場のリモート化の可能性を検証
アバターロボットを活用し、施主などがリモートで参加する「ANDPAD HOUSE」の地鎮祭を開催した。一つの可能性としての手応えが得られたようだ。
アンドパッドが展開する最新技術を使った未来の家づくりのプロジェクト「ANDPAD HOUSE」の地鎮祭を行った。おそらく日本初とみられるアバターロボットを利用したオンライン地鎮祭であることが大きなポイントだ。
「ANDPAD HOUSE」は、長谷川萬治商店、慶應義塾大学SFC研究所、小林・槇デザインワークショップ、DN-Archiなどと進めているもの。アンドパッドが施主となり、実験住宅の設計・施工を通して「数年先に実現する設計・施工のDX」を先行して実証するプロジェクトだ。
アンドパッドの施工管理アプリ「ANDPAD」をプロジェクト管理プラットフォームとして用い、BIMデータをはじめプロジェクトに係るすべての共有可能なデータについてCDE(Common Data Environment)を実現する。あわせてANDPAD図面やチャットを用いることで、リモートワークにおける生産性を高めることを目指す。また、施工者が基本計画段階から参画し、施工・製造の効率化を図るECI(Early Contractor Involvement)方式を採用。着工前から工場で製造を進めることで工期の短縮を図り、同時に電子受発注システム「ANDPAD受発注」を活用することで従来のECIを超える生産性向上を目指す。
オンラインならではの特徴
選択肢の一つとして可能性
7月27日に神奈川県足柄下郡湯河原町の建設現場で行った地鎮祭は、どこまでリモート化できるかの検証の一環。遠隔臨場など施工側のリモート化の検証は行われているが、施主側の現場に対するリモート化の取り組みはまだまだ少ない。こうしたなかで、どこまで施主が現場来訪を少なくできるかという取り組みだ。具体的には、アバターロボットを利用してオンライン地鎮祭に参加した場合の体験価値、また、アバターロボットの建設現場での活用可能性の2点を検証した。
現地の参加者は施主など3人のみで、6台のアバターロボットを利用し、施主、構造設計、意匠設計、BIMマネージャーなど7人がリモートで参加した。
地鎮祭終了後、オンライン参加者からは「間近に感じられた」、「地鎮祭中に、作法など気になった点をインターネットで調べられるのはオンラインならでは」といったプラスの評価がある反面、「インターネット環境によっては音が途切れる」、「ロボットの機動力による制限」など技術面での課題も指摘された。
「アバターロボットはレンタルだが決して安価なものではなく、個人の戸建住宅よりも企業向けに可能性はある。一方で、四方祓いの儀(地鎮祭で行われる東西南北の四方を祓う儀式)などは、実際に体験する価値が大きい。選択肢の一つとしてこういうやり方もあるのだということを発見した」(今井亮介・執行役員)と、新たな可能性の一つとして手応えを感じたようだ。
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