三井ホーム、中大規模木造マンションブランドを創設
初弾はZEH‐Mも取得
三井ホームは木造マンションの新ブランドを立ち上げた。
SDGs、ESG経営への対応と、木による新たな付加価値の訴求を図る。
脱炭素化やESG、SDGsへの対応で環境配慮の取り組みが必須に
世の中のESG、SDGsに対する意識の高まりが加速している。
企業広報戦略研究所が全国の20〜69歳の男女1万500人を対象に昨年6月に実施した「2020年度 ESG/SDGsに関する意識調査」によると、約8割が投資をする際にESGに対する取り組みを考慮するとしている。
こうした状況を受け、住宅事業者でもESG、SDGsへの要請に対応するため環境への取り組みが必須になっているが、脱炭素化を実現し環境貢献の影響度が高いとして、建築物の木造化に注目が集まっている。
木は鉄やコンクリートに比べて製造時や加工時、建物建設時に必要とされるエネルギーが少ないため、CO2の排出量の大幅削減が可能だ。林野庁「平成23年度森林・林業白書」によると、家を建てる時のCO2排出量は床面積120㎡の場合、RC造では61トン、鉄骨造は54トンだが、木造は32トンと約半分に抑えられる。
様々な新技術を導入
30倍の耐力壁やNLTなど

三井ホームは、こうした建築物の木造化で、ESG、SDGsへの要請に対応するため、木を構造材に用いた木造マンションの新ブランド、「MOCXION(モクシオン)」を立ち上げた。
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