2021.7.26

トーソー、内装建材の新商品発売で付加価値提案を加速

コロナ禍で高まるこだわり需要に対応

トーソーは7月12日、カーテンレールなどの内装建材で新商品の発売やリニューアルを実施した。コロナ禍で高まるこだわり需要に対応し、付加価値提案を加速させる。


特に大きく打ち出し提案に力を入れていくのが、2年ぶりの新商品を発売するカーテンレールだ。

その新商品の一つが「モノ16」。最近はミニマリストに代表されるようにシンプルに暮らしたいという人が増えており、これに伴いインテリアもすっきりとシンプルな形やカラーのものの人気が高まっている。こうしたことから今回、「シンプルを極めた」(同社)というカーテンレール「モノ16」を発売する。

カーテンレールの新商品「グレイスブライト16」(左)と「モノ16」(右)

パーツは無駄をそぎ落としたデザインを採用。カーテンリングと、カーテンリング止めとして機能するキャップは、できるだけ小さく細くして目立たないデザインとし、商品全体のシャープさが際立つようにした。

カラーもシンプルなモノトーンのブラック、ダークグレー、ラテホワイトの3色を採用。中でもダークグレーは新色で、ブラックよりも印象を抑えることが可能だ。さらに質感はマットにすることで、上質感を演出。

もう一つ、トーソーが今回新たに発売するカーテンレールが「グレイスブライト16」だ。コンセプトは「美しく輝く華やかなアクセント」。華やかに輝くゴールドとシルバーのレールが存在感を放ち、部屋の印象をラグジュアリーに演出する。カーテンレールでゴールドとシルバーのカラーを採用したものは、同社ではこれまで商品ラインアップに揃えていなかったが、室内のエレガントさを出したいという消費者からの要望から、今回の発売に至った。

様々な用途に使える「ハンギングバー H-1」

これまでにない、新たな内装建材「ハンギングバー H-1」も発売する。これは天井や壁に設置し、様々なものを掛けて使えるもので、主に3つの用途を想定している。一つ目は室内干しの用途だ。雨の日だけでなく、晴れている日でもPM2.5や花粉が衣服に付くことを懸念し室内干しをする家庭が増えているが、従来の室内用物干しは“設備感”があり、インテリアを損なう部分もあった。しかし、「ハンギングバー H-1」なら、ブラックとホワイトのモノトーンカラーで無駄をそぎ落としたシンプルなデザインであるため、インテリアの一部になる。また、収納としての活用も提案する。壁に設置することで、オープンクローゼットのように利用できる。例えば、玄関からすぐの場所に設置することで、上着や雨具を掛けて収納できる。ディスプレイバーとしての用途にも活用可能だ。例えば、リビングの天井に設置し、プランターやモビールなどを吊るして、暮らしに潤いをもたらすことができる。

コロナ禍で在宅時間が増えこれまで以上に自宅のインテリアに目を向ける人が増え、「より自分らしい空間をと、インテリアに対するこだわりも高まってきている」(同社)。トーソーはこうした状況をチャンスと捉え、今回の新商品発売を契機に、暮らしを豊かにする付加価値提案により力を入れていきたい考えだ。

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ハウジング・トリビューンVol.626(2021年17号)

特集:

木促法改正で市場拡大に期待

利用期を迎えた国内の森林資源の活用、また、SDGs、脱炭素化といった観点から、木造建築推進の機運が高まっている。
2021年6月には、公共建築物木造利用促進法(木促法)が改正され、脱炭素社会の実現に向けて、一般建築も含めて、木造化を推進していく方針が打ち出された。
市場拡大への期待が高まる中で、事業者の動き、木造建築を建てやすくする技術開発が加速する。
中大規模木造市場攻略のポイントはどこにあるのだろうか。

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