ジェクトワンが空き家活用事業「アキサポ」を全国展開
ネットワーク構築、3年後には70事業者と連携へ
ジェクトワンは、首都圏を中心に展開している空き家活用事業「アキサポ」の全国展開に乗り出した。全国各地の空き家事業者と提携し、ネットワークを構築する。

同社は、2015年に施行された”空家等対策の推進に関する特別措置法”を機に、16年より首都圏を中心に「アキサポ」ブランドで空き家活用事業を行っている。アキサポは、空き家を所有者から借り受けた同社が全額費用を負担し、リノベーション工事を行い、一定期間転借するサービス。空き家所有者からすると、リノベーション費用を負担することなく、建物のバリューアップが実現できる。また、アキサポからの賃料が入るため、安定した収入が期待できる。賃貸契約を結んでいるため、愛着のある建物を手放さなくてもすむなどのメリットがある。
一方、アキサポを行う事業者は、リノベーションした物件を転貸するため、長期的な賃料収入が見込める。同社によると、例えば空き家をひと月5万円で7年間借り上げて、500万円でリノベーションし、その後、月額15万円で貸し出した場合、「4年間で初期投資が回収でき、残りの3年で利益創出できる」。空き家所有者から借り上げの賃料は、空き家の固定資産税程度に設定しているという。
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