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2021.3.17

ヤマト住建、テレワークスペースなど設けた平屋住宅を発売

郊外でゆったり快適に暮らす需要に対応

ヤマト住建はテレワークに対応し、おうち時間を充実させる設計を採用した平屋の注文住宅の販売を開始した。郊外でゆったり快適に暮らす需要に対応する。


コロナ禍でテレワークを前提に郊外への居住志向が高まっている。都心よりも比較的広い居住面積を取ることができ、緑が豊かな郊外で暮らしたいという需要が、一次取得者層の子育て世代を中心に高まっているのだ。

こうした中で、注目が集まっているのが平屋だ。広々とした空間や日当たり、風通しの良さ、購入価格を抑えられるなどの理由から人気が集まっており、国土交通省の建築着工統計調査によると、居住専用住宅のうち平屋が占める割合は2010年度に6.19%だったが、2019年度は10.72%と年々増加。加えて、ここにきてコロナ禍で、敷地面積に比較的余裕があり平屋を建てやすい郊外住宅地の需要が高まっていることで、平屋人気が加速している。

「TSUNAGU」の外観。V2Hシステムを標準採用

こうしたことから、ヤマト住建は平屋の注文住宅「TSUNAGU(つなぐ)」の販売を開始した。天井が高くLDKを広めにとった平屋ならではの気持ちの良い空間を創出。そのうえで、快適にテレワークができるスペースとして、1.5畳ほどの書斎や2畳ほどのユーティリティを提案する。「共働きでテレワークを行う家庭も多いため、複数のテレワークスペースを用意できるようにした」(同社)という。

天井が高くLDKを広めにとった平屋ならではの気持ちの良い空間を創出

コロナ禍で家にいる時間が長くなる中、より家族とおうち時間を充実させたいというニーズも高まっていることから、リビングからつながる囲まれた半屋外空間のロジアスペースも設置。椅子やテーブルを置いて家族と談笑したり、BBQなどを行うことができる。

災害対応などの目的で、V2Hシステムも同社の住宅で初めて標準搭載した。災害時に3密を避けるため、避難所に行かずに在宅避難を選択する人が増えている。V2Hシステムを搭載することで、太陽光発電と電気自動車を所有していれば、太陽光発電で発電した電力を電気自動車の大容量蓄電池に充電し、災害時でも電力の自給自足を行える。

「TSUNAGU」の価格は、延床面積70.38㎡、2LDK、書斎、ウォークインクローゼット、ユーティリティ、ロジアスペースを取り入れた間取りに、太陽光発電システム、V2Hシステム、制振ダンパー、トリプルガラスの樹脂サッシなどを採用した参考プランで、1480万円(付帯工事費用・設計費用・外構工事費用別)〜。広告費を掛けないなどの営業戦略の結果、リーズナブルな価格を実現している。

ヤマト住建の住宅購入検討者の中には、都心から郊外への住み替えに加え、栃木や宮城、四国といった地方への移住を検討する人も出てきているという。今後はこうした層にも「TSUNAGU」の提案を積極的に行っていきたい考えだ。

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ハウジング・トリビューンVol.640(2022年8・9号)

特集:

ハウジング・トリビューンは、住宅事業者の商品開発担当者などを対象に、今後の住宅商品開発の方向性を探るアンケート調査を実施した。

「省エネ」、「再生可能エネルギー活用」、「木材利用」、「リサイクル」、「蓄エネ」、「防災・減災」、「温熱環境」、「空気環境」、「在宅ワーク」、「非接触」、「IoT・IT」、「家事支援」、「高齢者対応」、「子育て支援」、「リフォーム対応」、「長寿命化」、「高意匠」、「省施工」、「DIY」、「その他」という19項目の中から、商品開発を進めていく上で注力したいテーマを3つ選択してもらった。

また、その中でも特に注力したいテーマと、なぜそのテーマを選択したのか理由を聞いた。
アンケート結果から、あるべき未来の住宅像が浮き彫りになった。

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