東急Re・デザイン、パンチングアウト破壊を防ぐ耐力壁を開発
コストかけずに等級2相当の耐震改修実現
東急Re・デザインは、新築の「耐震等級2相当」に当たる耐震性をリフォームで実現する耐力壁を開発、同社が提案する定価制リフォームの標準仕様に加えた。標準仕様で2相当の耐震性を確保できるリフォーム商品は珍しいという。耐震性を向上しながら「コストは既存商品とほぼ同じ」(同社)——。そのカギを握るのが“パンチングアウト破壊”を防ぐ工夫にある。
2016年に発生した熊本地震。震度7の揺れが2回あり、住宅などに多くの被害をもたらした。建築基準法では、最低限「命を守る」事を優先し、震度6強の地震では倒壊しないことを目標としてきたが熊本地震では想定外の「繰り返しの大地震」が発生し、現行耐震基準(2000年改正)の住宅にも被害が及んだ。その際に同社で注目したのがパンチングアウト破壊という現象だ。
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特集:
中古住宅流通量増で期待度上昇
「中古マンションを購入してリノベーション」ということが住まいの選択肢の一つとして定着する一方で、戸建住宅のリノベーションについては、ニーズはあるものの工事の難しさ、性能の確保、コストアップなどのハードルも多く普及には至っていない。しかしここにきて建材メーカーなどが中心となり戸建住宅の性能向上リノベーションを支援する動きが活発化している。日本では戸建住宅の方がマンションよりもストック数は多く、新築市場が縮小していく中で有望市場であることは間違いない。戸建リノベの収益化に向け、どのようなアプローチが有効なのか。トップランナーの事業者の動きからヒントが見えてくる。
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