2021.2.3

アールシーコア、住宅の意匠権侵害で日本初の勝訴判決

工業化住宅でなくても「組立家屋」と判断

住宅のデザインの模倣を認める、日本初の判決が下された。アールシーコアが意匠権を侵害されたと提訴していたもので、住宅の意匠権の行使というこれまでグレーであった部分が判決により明確になった。

日本で初めて、住宅デザインの模倣を認めた判決が下された。これはマキタホーム(鳥取県)が販売する2×4工法の建売住宅3棟がアールシーコアBESSブランドの「ワンダーデバイス」のデザインと類似していると、製造、販売、展示の差し止めなどを求めて提起したものである。

アールシーコアの「ワンダーデバイス」

被告分譲住宅の例


この記事は会員限定記事です。
無料会員になると続きをお読みいただけます。

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。