日鉄興和不動産、現地物件への送迎中に車内で接客
オンラインや動画使い記憶に残る体験を
日鉄興和不動産は、マンションの物件の現地案内をする送迎時間を使って車内で、オンラインや動画による接客の実証実験を始めた。移動時間を使って新たな付加価値を提供する考えだ。
同社は今年2月から、マンション向けMaaS(マンション専用オンデマンドモビリティ)「FRECRU(フリクル)」の実証実験を一部マンションで実施。その中で移動時間を効率的に活用することで客が適切なマンション情報を受け取れることに気付いた。また、「住宅購入には興味があるが、モデルルームに行くのは勇気がいる・ハードルが高い」という客の声もある。同社は、こうした点に対応しようと、これまで手付かずだった送迎時間の車内という場で、「非対面」で物件情報を客に提供する、移動式マンションサロン「Smart Class(スマート クラス=スマクラ)」の実証実験に乗り出した。
対象となるのは同社が販売している都市型コンパクトマンション「リビオレゾン浅草」と「リビオレゾン上野入谷ザ・テラス」、「リビオレゾン三ノ輪ステーションプレミア」の3物件。実証実験はMONET Technologiesが開発した「マルチタスク車両」を利用する。
専用HPから前日までに予約。1枠1組限定で1日4枠の稼働を計画する。想定ターゲットを踏まえ、平日と休日で異なる稼働時間を設定。平日は午後1時30分~8時40分、土日祝午前9時30分~午後4時40分に、利用者の指定の駅(東京メトロ銀座線銀座駅~浅草駅、東京メトロ日比谷線銀座駅~南千住駅)に利用者を迎えに行き、見学したい物件の現地を案内後、指定の駅まで送る。案内時間は70分間だ。
車内で提供するコンテンツも工夫している。「まだ購入するかはわからないもののマンション自体には興味がある」「いきなり対面での接客を受けることに抵抗感がある」と感じている人へは、「24時間365日リビオレゾンに住んだら」という疑似体験を得てもらうため、オリジナルのコンセプトムービーや、VRコンテンツを取り入れている。「移動時間も効率的に使いたい」という客には、オリジナルセミナー動画や、現地案内用のiPadコンテンツを用意。通常マンションサロンで行われる接客内容のうち、「モデルルーム見学」を除くほとんどの内容を体験できるという。
同社は「ただ単一の動画を視聴させる70分間ではなく、シーン毎に異なる表現手法でコンテンツを設計。従来の接客を超えた『記憶に残る体験』の提供を目指す」としている。
この実証実験を経て、来年3月上旬に本格導入を行う考えだ。
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