お知らせ ◆無料会員の新規登録に不具合が発生する場合がございます。ご登録いただいた後に確認のメールが届いていない場合、お手数をおかけし恐縮ですが再度ご登録の手続きをお願いしております。  ◆ハウジング・トリビューン最新刊Vol.629(2021年20号)好評発売中です   ◆有料会員サービス「Housing Tribune Online Premium」がスタートしました (2021.4)  ◆ハウジング・トリビューンが注目する注目の業務改善ツール 一覧はこちら (2020.10) ◆住宅産業総合誌「ハウジング・トリビューン」は隔週金曜発売。ご購入・年間定期購読はこちら建材・設備情報サイト「スマテリアル」は福井コンピュータアーキテクトの「3Dカタログ.com」と連携しています(2019.12)

2020.11.30

パナソニック ハウジングシステム事業部、蓋を閉じて洗浄するトイレを開発

コロナ禍の新生活様式に対応

パナソニック ハウジングシステム事業部は、蓋を閉じてから自動洗浄するトイレを開発した。新型コロナウイルス感染症の感染防止対策の観点から訴求を行っていく。


コロナ専門家会議のガイドラインに対応

パナソニック ハウジングシステム事業部(以下、パナソニック)は、自動で蓋を閉じてから洗浄する「クローズ洗浄モード」を搭載した全自動おそうじトイレ「アラウーノ」L150シリーズ、S160シリーズをそれぞれ2020年12月2日、2021年2月22日に発売する。

アラウーノ」L150シリーズ

2020年5月4日に政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が公表した業種ごとの感染拡大予防ガイドラインに関する留意点では、洋式トイレにおいて、便器の蓋を閉めてから汚物を流すよう表示することが推奨されている。仮に便や尿に新型コロナウイルスが存在していた場合、洗浄時に周りの空間に飛散することを防止するためだ。

パナソニックが2020年8月7日〜2020年8月8日に、310人を対象にインターネットで行った調査では約4割の人がこの利用方法を認知しており、そのうちの約8割の人が自宅でも実践していると回答している。

こうしたことから、今回、パナソニックはコロナ禍のこうしたトイレの利用方法に対応するため、「クローズ洗浄モード」を業界で初めて(パナソニック調べ)開発し、アラウーノの最上位グレード「アラウーノ」L150シリーズと、スタンダードグレードの「アラウーノ」S160シリーズに搭載した。

「アラウーノ」S160シリーズ

タッチレスで用足しから手洗いも可能

従来商品では、用を足してから立ち上がると、自動洗浄した後に自動で便器の蓋を閉じるようにしていたが、今回の「クローズ洗浄モード」では、立ち上がるとまず自動で蓋が閉じて、その後に自動洗浄するようにした。蓋がしまった後に洗浄することで、仮に便や尿に新型コロナウイルスなどのウイルスや雑菌が存在していても、洗浄時の飛散を防止することができる。

また、「アラウーノ」L150シリーズ・S160シリーズでは、オプションとしてトイレを洗浄すると自動で出水する別置きの手洗い「連動水栓」も用意したが、これを併せて導入すれば、便器やボタンなどに手を触れずに、用を足してから手洗いまでが可能になる。

まず、トイレに入ると便器の蓋のオート開閉機能により自動で蓋がオープン、用を足した後は、クローズ洗浄モードにより、自動で蓋が閉じて自動で便器を洗浄する。さらに、これに連動し専用手洗い連動水栓が自動で吐水・止水するというわけだ。

ちなみに、専用手洗い連動水栓の吐水時間は出荷時の7秒から、20秒と35秒に変更可能で、時間を長くすれば石鹸でよりしっかりと手洗いを行うことが可能だ。

最上位機種L150にはオゾン水で便器内の除菌も

最上位機種の L150シリーズには、トイレを清潔に保ち、掃除の負担を軽減する除菌・脱臭機能「オゾンウォーター」も搭載させた。

同機能では、トイレを利用した3分後、便器内とおしり洗浄ノズルに水から生成したオゾン水を約1分間散布し、汚れの元になる菌を除菌する。また、パナソニック独自の高機能帯電微粒子水「ナノイーX」をトイレ退出後に60分間発生させることで、トイレの壁の付着臭の脱臭も行える。コロナ禍で在宅時間が長くなる中、よりトイレを清潔で快適に利用したいといったニーズに対応する。

なお、アラウーノは、今年中に累計出荷台数が200万台を達成する見込みだ。

「100万台から200万台までは5年掛かったが、300万台到達へは新商品の投入効果も踏まえて今後4年で実現できる」(水廻りBU サニタリー企画開発部 酒井武之部長)としており、新商品の投入で、さらに販売を伸ばしていきたい考えだ。

Housing Tribune最新刊

住宅産業総合誌「ハウジング・トリビューン」は隔週金曜日発売。年間購読者には電子版News Report「Housing Tribune Weekly」を配信しています。

ハウジング・トリビューンVol.631(2021年22号)

特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
住宅太陽光発電マーケットの最前線を追う。

目次を見る

関連記事

2021.11.26

ハタノ製作所、風呂掃除の手間を削減する家事ラクを提案

浴室空間の雑菌を99.9%以上除菌する新家電

2021.10.26

「温熱環境と高血圧」自治医科大学 循環器内科学部門教授 苅尾七臣 氏

寒い住宅の高血圧リスク、高齢者と女性でより高い 高齢者は30代の3倍に

2021.10.19

学校トイレで加速する自動水栓化 リフォームで53%が実施

便器の様式化、屋内トイレ、床の乾式化も有効