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2020.7.29

パナソニック ホームズ、全館空調システムの展開強化

賃貸併用住宅の自宅部分にも

パナソニック ホームズは、HEPAフィルター搭載の全館空調システムに、賃貸併用住宅の自宅部分でも対応ができる「エアロハスM」を追加した。


同社は、2017年に低層住宅向けに、地熱利用とパナソニック製ルームエアコンをベースとした専用エアコンを組み合わせた全館空調システム「エアロハス」を展開。これまでに累計で1981棟に採用されている。都市部では、土地活用の観点から低層階に賃貸、上層階に自宅を設ける賃貸併用住宅への人気が高いことから、全館空調システムの提案の幅を広げるために、今回新たに「エアロハスM」を投入した。

「エアロハスM」による換気・空調のイメージ(冷房時)

エアロハスMは、外気導入において外気中の花粉やPM2.5などの汚れ(2.0㎛以上の粒子)を約95%集塵する「給気清浄フィルターユニット」と換気時の熱ロスを抑えて新鮮な外気を効率よく取り入れる「熱交換気ユニット」を組み合わせ、天井裏に設置。外気導入を経た室内搬送空気は、パナソニック製ルームエアコンをベースとした専用エアコン(1台)を組み込んだ「空調ユニット」を通り、超高性能HEPAフィルターでハウスダストなどの浮遊する微粒子(0.3㎛)を99.97%除去・浄化した上で、各部屋に供給される。各部屋の屋内空気は「空調ユニット」に戻り、居室内を循環する。こうした技術を使いながら、24時間365日、家じゅうの空気環境を安定した温度と清浄に保つことができる。

在宅勤務の増加で空気環境に関心も

同社は、HEPAフィルターを搭載した全館空調システムは業界初という点を強調する。新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、企業の在宅勤務導入が増加し、住まい手の空気環境への関心が高まっているためだ。パナソニックが4月に実施した「在宅勤務で気になった住環境の課題に関する調査」によると、在宅勤務で気になった住宅内環境の上位は、「ほこり」や「風通し」、「汚れ」、「気温」、「空気の滞留(よどみ)」など。約4割が「空気環境によって業務に集中できなかった」と回答した。「新しい生活様式」では、これまで以上に、自宅の空気環境が重要になるとみられている。

今回、エアロハスMを投入したことで、同社は「低層住宅から多層階住宅まで全館空調システムの提案をより一層、加速させ、全館空調システム全体で、年間約930棟の受注を20年度で目指す」としている。

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特集:

住産業はどう対応する?

社会が大きく変わりつつある。
環境対策は待ったなしの緊急課題で、脱炭素社会の実現に向けた取り組みが急展開している。
少子高齢化は、わが国の人口構成を大きく変え、これまでになかった社会を迎えつつある。
また、地震や台風などの自然災害の激甚化・頻発化は気候変動への対策とあわせ、その対策が強く進められつつある。
さらにコロナ禍は、働き方改革やデジタル化を好むと好まざるとにかかわらず、強制的に進めることになった。
こうしたなかで人々の暮らしも変わりつつある。
生活を支える住産業は、こうした変化にどのように対応していくのか──。
各省庁がまとめた白書をベースに、さまざまなデータを紐解いた。

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