ポラスグループ2020年3月期決算 売上高は過去最高の2256億円
マンション販売やプレカット事業が貢献
ポラスグループは2020年3月期の決算を発表した。売上高は2256億8000万円(前年比4.3%増)、経常利益は前年より11.9%増の153億9900万円と、ともに過去最高を記録した。
売上高は4期連続で最高を更新。営業利益は前年比6.6%増の137億8000万円だった。同グループの中内晃次郎代表は「テーマ性のある街づくりの充実やポラス初の大型マンション竣工、プレカット事業では名古屋工場の稼働、ヘルシンキ木材調達拠点の設立などによる販売、生産量拡大に加え、これまでの取り組みが成果となった」と19年度の業績を振り返る。
グループ全体の売り上げ棟・戸数は3728戸で、前年を3.3%上回った。けん引役となったのは分譲マンションだ。19年度は468戸(84.3%増)と前年比2倍に迫った。
前年を1.4%下回ったものの分譲住宅の販売も健闘。注文住宅や賃貸住宅は消費増税の影響など受け、7.8%、5.8%それぞれ前年を下回った。
また、分譲住宅でのエリア戦略も奏功した。同グループが重点を置く地域で単価高が目立った。さいたま地域、越谷地域、常磐地域では、3地域の市場平均契約金額を、500万円前後上回った。例えば、さいたま地域の平均契約金額が3610万円だったのに対して、ポラスでの契約金額は4130万円だった。「スマートシティさいたまモデル」として同グループがかかわる「浦和美園E-フォレスト」がプラチナ大賞優秀賞となるなど地域ブランドの向上に貢献。「マインドスクェア八潮 やすらぎの家」が八潮市で新たに設定した「八潮らしい街並み景観・分譲住宅認定制度」の第1号に認定されるなど、魅力ある街づくりが単価アップに貢献した。
プレカット事業は、耐震性の担保のための構造設計業務や非住宅建築の木造化を推進し、販売などを強化。構造材生産坪数は134万8000坪(前年比4%増)と過去最高を更新した。
次の50年へスタート
時代の変化をチャンスに
今期(21年3月期)は、売上高2300億円、経常利益170億円を目指す。そのため、①農のある暮らし、保全林活用、棟下式、オンライン交流会等地域特性を生かした街づくり提案②プレカット佐賀工場の増床・規模拡大や各工場の生産性向上、供給体制強化によるシェア拡大③単独展示場「体感すまいパーク」を中心に、新しい住まい方・空間・デザイン提案を強化④賃貸、リフォームをはじめとする第3の柱を確立──を中心に取り組む。中内代表は「新型コロナウイルスの影響により、世界経済、日本経済の先行きが見えないが、創業50年から次の50年、100年へのスタートとしての大切な1年となる。時代の変化をチャンスと捉える」と強調する。
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