キッチンから安全安心な暮らしを広めたい 

キッチンの中で、お湯を沸かす、下ごしらえをする、調理をすることは最も基本とする作業である。その中心となるのが加熱調理機器(ガスコンロや電気クッキングヒーター)である。加熱調理機器は、日本人の調理の趣向やその動作、キッチン空間デザイン、片付けのし易さ等に合わせ、その機能を向上させ進歩してきたものの一つである。これらの出荷台数推移と火災安全への取り組み等近年の傾向から、キッチン空間としての機能の現状と今後について考えを深める。

加熱調理機器の普及

電気クッキングヒーターの組込み

システムキッチンやセクショナルキッチンは現在では200万台に満たない出荷台数であるが、1980年代から90年代にかけては住宅着工数の動向に合わせ270万〜290万台出荷されたこともあった。一方、加熱調理機器は、ガスコンロを中心に1996年までは700万台出荷されていた。その後、次第に出荷台数は減じ現在はガス加熱調理機器と電気加熱調理機器を合わせても500万台弱の出荷になっている。図1に示すように加熱調理機器は、システムキッチンやセクショナルキッチン等のキッチン部品に比べ、ここ30年程度、約3倍の出荷台数を維持してきている。住宅着工数に比べれば6倍前後に相当する。


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ハウジング・トリビューンVol.606(2020年18号)

特集:

地に足のついた営業で一足先に受注回復へ

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言解除から3カ月が過ぎた。
一時は休業停止に追い込まれた数多くの住宅展示場も客足が戻りつつある。
客との対面でのやりとりができなくなる中、住宅メーカー各社が緊急対応として取り入れたオンラインによる打ち合わせやVRなどの導入によるWebの強化策。
2ケタ台の落ち込みが相次ぐ7月に、一足早く前年対比を上回ったメーカーから見えてきたのは、地に足のついた営業姿勢だった。
一部では非対面での住宅営業が進むとの見方もある中、他よりも一足早く受注が回復したにメーカーでは、「地道に丁寧な営業を重ねた結果で、奇をてらった対応はしていない」と口をそろえる。

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