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2020.6.15

アイジー工業、50周年記念商品「Xium」を発売

金属仕上げ材の新たな価値を創出

KEN OKUYAMA DESIGNとコラボレーションし、これまでになかった金属仕上げ材「Xium」を発売した。200mm角のチタン・アルミのモジュールを方向を変えて張ることで変化のある表情を生み出す。

Xiumチタンの住宅での採用例

アイジー工業が金属仕上げ材「Xium(エクシウム)」を発売した。

この商品は創業50周年である2020年発表を目指して2018年から「金属仕上げ材のあり方を見直し、日本にとどまらず、世界で通用する金属仕上げ材の新たな価値を示す」(若尾直社長)と、力を入れて開発してきた商品である。

ポルシェ、フェラーリエンツォなどのデザインを手がけたデザイナーである奥山清行氏が代表を務めるKEN OKUYAMA DESIGNとコラボレーションし、これまでの商品開発とは異なる視点で、新たな商品価値の創出を目指した。

こうした開発姿勢が表現されたのが商品名。「X」はKEN OKUYAMA DESIGNとの共同開発を意味する。

「ium」は素材であるチタニウムとアルミニウムの韻であるとともに「Innovative unit materials」(革新的で組み合わせて使う材料)との意味も込められている。

取り付け方向を変えて変化のある表情を生み出す

「Xium」は、立体的に成形した200mm角の正方形モジュールをパネルに張ることで仕上げる。

Xiumチタン 1枚(左)と4×4枚(右)

「Xium チタン」は、チタンならではの質感を活かし、角度をつけたフラット面を組み合わせた端正な形状で、張る向きによって繊細な陰影が生まれ表情が変化する。

「Xium アルミ」は、アルミならではの柔軟な成形性を活かし、曲面とテーパー面による立体感のある形状とした。

Xiumアルミ 1枚(左)と4×4枚(右)

どちらの商品も金属色のみで、その質感を生かした意匠が特徴だ。取り付け方向を変えてパネルに張ることで、整然と揃った表情やランダムな変化のある表情など建物の表情を変えることができる。また、時間や季節の違いによって変わる陽の光を受け、刻々と光沢と陰影を変化させ、豊かな表情を映し出す。

設計者や施主のイマジネーションによって、洋・和のどちらにもなり得る個性的な壁面を作ることができることが大きなポイントだ。

住宅以外の採用にも期待

アイジー工業 若尾直社長(左)とKEN OKUYAMA DESIGN 奥山清行代表

モジュール一枚当たりの価格はチタンが5370円、アルミが4610円(ともに税抜き)と、同社が扱っている商品価格帯の20倍程度となる。さらに、これまでの金属仕上げ材とは一線を画すものであるため、さまざまな場所での採用が期待される。

高級住宅をメインターゲットに、まずはこれまでの商流で販売を進めるが、「店舗・ショップやマンションのエントランス、さらに想像もしていない場所での採用に期待」(アイジー工業)と、新たな市場開拓にも意欲を見せる。
本社に商品展示を行い、メディアなどで広くアピールすることで新たな仕上げ材の価値を訴求していく。販売目標は年間2000平方メートルだ。

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特集:

住産業はどう対応する?

社会が大きく変わりつつある。
環境対策は待ったなしの緊急課題で、脱炭素社会の実現に向けた取り組みが急展開している。
少子高齢化は、わが国の人口構成を大きく変え、これまでになかった社会を迎えつつある。
また、地震や台風などの自然災害の激甚化・頻発化は気候変動への対策とあわせ、その対策が強く進められつつある。
さらにコロナ禍は、働き方改革やデジタル化を好むと好まざるとにかかわらず、強制的に進めることになった。
こうしたなかで人々の暮らしも変わりつつある。
生活を支える住産業は、こうした変化にどのように対応していくのか──。
各省庁がまとめた白書をベースに、さまざまなデータを紐解いた。

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