不満足な断熱気密性能 冬の健康・快適のために 求められる暖房機器とは 

日本は四季の様々な自然にめぐまれ、それに親しみと季節の移ろいを感じ、その変化を愛でる国である。東西に長く連なることから、地域独自の気候に対して自然を巧みに取り入れ利用すること、身近な存在としてあるがままに受け入れることが行われてきた。そうした自然に対する姿勢は、住宅や住生活に深い影響を与え、自然と共生する暮し、自然を感じる住宅設計や住宅建設に努力がはらわれてきた。

しかし、現代社会状況を考えたときに、今後どのようにこれらに向き合えばよいのであろうか。都市化、国際化、情報化が進みより適切な暮しや環境が求められ、少子高齢化から人生百年設計や健康寿命の進展が期待され、一方で厳しくなる地球環境問題から省エネ推進が叫ばれる。

自然環境変化が過去の経験を生かせば済む時代ではなくなりつつある現代、住宅とそれを補う暖冷房機器の利用、特に暖房利用の実態と課題を探ってみる。


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ハウジング・トリビューン Vol.605(2020年17号)

特集:

ターニングポイントを迎える防災・減災

国をあげた防災・減災対策の取り組みが加速している。
キーワードは“気候変動×防災”だ。
これまで進めてきたダムや堤防などハードを重視した対策だけでなく、「危ない土地に住まない」、「自然の機能を活用する」など「災害をいなす防災」も重視するスタンスへのシフトである。
各省庁の施策も、自然生態系の活用やグリーンインフラの整備、ハザードエリアの利用規制、流域治水など、これまでとは異なる新たな取り組みが目白押しだ。
猛威を振るう自然災害のなか、まちづくり・家づくりにも新たな対応が求められる。

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