2019.10.11

ハウジング・トリビューン Vol.586(2019年19号)

データから読み解く 令和の住まいと暮らし

感性・美意識、災害、
IoT・AI、人材不足、
地方型コト消費・・

IoT・AIなどのデジタルテクノロジーの進歩で産業構造と暮らしが大きく変わろうとしている。また、地震、水害、台風といった自然災害がこれまでにない規模と頻度で発生し、生活への危機感が高まっている。さらに、超高齢化の進展、人材不足への対応、地方創生など、先行きは不透明である──。

こうした時代の中で、住宅産業は様々な変化や課題にどのように対応していけばよいのか。そのヒントを探るうえで、数字による客観的なデータは、今を知り先を見通すための視座を与えるだろう。

本特集では、各省庁の白書にふんだんに盛り込まれた調査データをもとに、新たに迎えた令和時代の住まいと暮らしに関わる様々な事柄をハウジング・トリビューンの目線で考察していく。

目次

HTʼS EYES

水と向き合う
次期住生活基本計画、時代を見据え大胆な議論を

感性・美意識、災害、IoT・AI、人材不足、地方型コト消費…
データから読み解く 令和の住まいと暮らし

INTERVIEW

YADOKARI 共同代表取締役 さわだいっせい 氏
移動できるタイニーハウスが暮らしを自由にする

ワールドハウジングクラブ 高性能住宅のサブスクサービス開始

TOPICS&NEWS

国交省、不動産の個人投資市場拡大へ本腰
損保協が住宅修理サービスで注意喚起
ポラスグループ・中央ビル管理 賃貸の入居者対象にポイント制度導入

連載

近年の住宅部品の実態を観る(第1回)住宅部品市場の過去と現在
ハウジング・トリビューン特別編集委員 村田幸隆 氏 

新・住まい学 食生活の変化と住まい【前編】
流通ウォッチャー 代田実 氏

シリーズ国産材を活かす③
林材ライター 赤堀楠雄 氏

宅配ボックスを戸建ての標準スペックに

「国際福祉機器展 H.C.R. 2019」特別レポート

硝子繊維協会・ロックウール工業会 無機系断熱材の標準工法を普及

PICK UP

大東建託 IoT駆使した賃貸住宅を商品化

キッズデザイン賞、住宅業界から大臣賞3社

DIYが新たな潮流に セルフビルド、参加型リノベの流れも

CLOSE UP

パナソニック 大阪・吹田でスマートタウンを関西初展開
積水ハウス 男性の育児参加は企業経営にもプラス

スマカチだより 住宅関連企業とのコラボで実現する新しい住まい価値とは
スノーピークが考えるアーバンアウトドア戦略

FLASH

大和ハウス工業 物流スタートアップとシステム構築
MUJI HOUSE 5年ぶりに新商品を投入
(独)都市再生機構 グリーンインフラ活用のまちづくりを推進

Channeling Data

(一社)住宅生産団体連合会 「戸建注文住宅の顧客実態調査」(2018年度)