2019.9.20

住まいづくりナビセンター、リフォーム評価ナビのページ作成を無料でサポート

新規登録者を対象に100社限定で

(一財)住まいづくりナビセンター(東京都中央区、坂本功理事長)では、リフォーム事業者検索サイト「リフォーム評価ナビ」について、事業者ページの作成を無料でサポートする事業を開始した。


(一財)住まいづくりナビセンターが運営する「リフォーム評価ナビ」は、消費者が安心・納得してリフォーム事業者を選ぶことができるリフォーム事業者検索サイト。その大きな特徴のひとつが、リフォーム工事を依頼した消費者の口コミ情報を掲載している点だ。事業者からの情報だけでなく、実際に工事を依頼した消費者の口コミ情報を掲載することで、事業者と消費者の“情報の非対称”を解消するのが狙い。

2019 年8月1日時点で946社が登録しており、登録事業者1000社を目指して取り組みを進めている。

消費者が安心・納得してリフォーム事業者を選ぶことができるリフォーム事業者検索サイト「リフォーム評価ナビ」
https://www.refonavi.or.jp/

事業者情報の充実で消費者の不安を解消

同財団が実施した調査によると、消費者がリフォーム事業者を選定する際に重視していることとして、「口コミ(口コミの点数が高い、内容が良い)」、「実績(希望するリフォーム工事の実績が多い)」、「近所(近所である)」といった回答が多かったという。この結果から、事業者の信頼性や技術力に関する情報を分かりやすく掲載することで、事業者選びに伴う消費者の不安を払拭できる可能性がある。

そこで、リフォーム評価ナビでは、事業者の基本情報を紹介するページや消費者の口コミ情報を掲載するページ、さらには事業者の魅力を紹介するPR ページなどを用意し、できるだけ多くの情報が消費者に伝わるよう配慮している。

しかし、リフォーム評価ナビへの登録を希望する事業者の中には、業務多忙や自社の魅力のまとめ方が分からないといった理由から、自力で掲載情報を作ることが困難なケースも少なくないという。

そこで、国土交通省の「令和元年度 住宅ストック維持・向上促進事業(リフォームの担い手支援事業)」の採択を受け、新規に登録する事業者を対象に、事業者ページの作成を無料でサポートする事業を開始した。100 社限定で、基本ページ、口コミページ、PR ページの掲載情報の検討と、リフォーム評価ナビへの登録作業を無料でサポートする。

また、このサポートを受ける事業者については、初回登録料2万円が1万円になるキャンペーン価格が適用される。

(一財)住まいづくりナビセンターでは、全国の地方住宅センターなどやリフォーム関連団体と協力して事業者登録を進めており、今回の取り組みについても協力しながら進めていく。

今後、性能向上リフォームに対応可能な事業者の情報提供も行う予定で、サイトの充実も図っていく方針だ。