建材、エクステリア、設備の価格改定 原材料、燃料費などの高騰で不可避に
職人不足で人件費上昇の懸念も
メーカー各社が、建材、エクステリア、設備の価格改定を相次いで決定した。原材料、燃料費、物流費などが高騰する中で、生産合理化などの企業努力だけでコスト高騰分を吸収するには限界が来ており、また、今後も大幅なコスト増が見込まれることなどから、価格改定は不可避との判断だ。
LIXILは、一部の住宅用建材・設備のメーカー希望小売価格を、2019年4月1日から順次改定する。
トイレ、アクセサリーの一部が3~8%、洗面化粧台、洗面化粧室カウンターの一部が2~5%、セクショナルキッチンの一部が5%程度、ユニットバスルームの一部が1~7%、浴槽、洗濯機パンの一部3~12%、フェンス、門扉、門まわり・車庫まわり商品、カーポート、テラス、テラス囲い、バルコニーが一部が5~6%の改定率となる。また、6月3日から、室内建具シリーズの一部が8%程度、床材の一部が2000円/坪、ウィンドウトリートメントが2000円程度/本の改定率・額で価格改定を実施する。
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