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2018.12.20

ナスタ、屋内で荷物が受け取れる宅配ボックスを発売

宅配ストレスの低減に向け運用実験もスタート

ナスタは「貫通配達ユニット」の販売を開始した。初年度1000台の販売を目指す。加えて、宅配ストレスの低減などを目指し、同社製品を使った運用実験も開始した。

ナスタは新築・既築木造住宅向けに「貫通配達ユニット」を開発、8月より販売している。これは、厚さ5㎝までのメール便などの大型郵便物が複数個受け取れるポストと宅配ボックスを一体化したもの。ポストの投入口に「ナスタガード」と呼ばれる独自の機構を採用することで、奥まで手を入れることができないようにし、盗難を防止する。

宅配ボックスは395×315×225mmまでの荷物を受け取ることができ、重さも30㎏まで耐えられるサイズを採用した。新規開発のロック機構により、受け取り側からのみロックを解除できるようにしているうえ、荷物を取り出した後に扉を閉めると自動でロックするなど、防犯性に配慮している。

屋内側は樹脂製サッシとペアガラスを採用することで高気密性・高断熱性能を確保、住宅の熱効率を落とさない。同社広報室部長の平山浩哉氏は「高気密性・高断熱性能を確保しているため、北海道などの寒い地域でも使用できる」と話す。また、壁貫通型により雨の日などで外に出たくないときでも室内から荷物を受け取ることができる。宅配物が届いているかどうかはガラス越しに確認できるため、好きなタイミングでストレスなくラクに荷物を受け取ることが可能だ。

カラーはあらゆる住まいに馴染むよう本体色にライトグレーとダークブラウンの2色を用意し、それぞれにシルバーメタルやダークオークなどのフロントパネルシートを5色揃えた。本体価格は22万円で、すでにタマホームをはじめとする住宅事業者に採用されているという。初年度1000台の販売を目指す。

屋内側は樹脂製サッシとペアガラスを採用することで高気密性・高断熱性能を確保。宅配物はガラス越しに確認できるため、好きなタイミングで荷物を受け取ることができる
「貫通配達ユニット」の施工事例。フロントパネルシートにはシルバーメタルやダークオークなどの5色を用意している

福岡市1000世帯を対象に宅配ボックスの運用実験を開始

再配達問題を解消するアイテムの一つとして宅配ボックスが注目を集めるなか、ナスタは宅配ボックスが物流課題の根本的な解決に加えて、荷物を受け取る側のストレス解消による生活の質の向上に繋がるとして福岡市と日本郵便の協力のもと、運用実験を始めた。

これは、福岡市内の戸建住宅居住者1000世帯を対象に、同社の戸建て用宅配ボックス「スマポ」を無償で配布し、設置前後の「宅配ストレス」を測定するというもの。住人に加え宅配事業者にもアンケート調査を実施し、結果をもとに宅配ボックスの必要性や今後の在り方についての施策をまとめる。

使用期間は2018年11月から2019年2月で、運用実験の結果や今後の施策については2019年3月に公表する予定だ。

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特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
住宅太陽光発電マーケットの最前線を追う。

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