2018.12.26

中部電力とイオン、2019年以降の太陽光買取で新サービス 「卒FIT」世帯に、買取継続とポイント付与

買取+αのメリットを創出

 

中部電力とイオンは来年11月から、2019年以降に太陽光発電の固定価格買取制度の余剰電力買取契約が切れる世帯に対し、買取契約の継続とポイント付与を合わせた新サービスを開始する。

中部電力とイオンは太陽光発電の「2019年問題」への取り組みで、来年11月に新サービスを開始する。

2019年問題とは、来年11月から太陽光発電の固定価格買い取り制度(FIT)の余剰電力買い取り契約が順次終了する世帯が出てくる問題。経済産業省によると、2019年には53万件、2020年には73万件と累積して増え続け2023年には165万件まで拡大する見込みだ。こうしたFITの買い取り期間が終了することは“卒FIT”とも呼ばれている。買い取り期間終了後の対策の一つは、各家庭が小売電気事業者などに対し、相対・自由契約で余剰電力を売電することだ。大手電力会社では、卒FIT世帯に対し来年4 月以降に具体的な買い取りメニューを発表する予定だが、中部電力は他に先駆けて「これからデンキ」という名称で買い取ることを表明しており、イオンと連携して取り組んでいく新サービスもこの一環だ。


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