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2018.11.8

埼玉県住まいづくり協議会、住生活月間シンポジウムを開催

病気と住まいの関係で警鐘を鳴らす

埼玉県住まいづくり協議会は「住生活月間シンポジウム」を埼玉県さいたま市で開催した。健康と住宅をテーマとした講演会を行うとともに、「住み心地のよいまち大賞」などのコンテストの入賞作品の展示も行った。

同協議会は「埼玉で、がんばる!埼玉を、創る」をスローガンに、埼玉県内の住宅関連企業と行政・公益団体が連携し、優良な住宅供給やまちづくりを行うことで住環境の向上などを図る目的で平成8年に設立された団体。毎年、住生活月間にあわせてシンポジウムを開催している。

今年度のシンポジウムでは、首都大学東京の星旦二名誉教授が「健康な住宅を創りましょう」とのテーマで講演を行った。星名誉教授は公衆衛生を主要テーマに「健康寿命」に関する研究を続けてきた立場から、住宅と健康について話した。

都道府県別にみて、栃木や茨城、山梨など比較的温暖な県で冬の死亡増加率が増大していることを踏まえ、「住宅の寒さが循環器疾患を増大させており、ゼロ次予防の視点から住宅の温度を18℃以上にすること」を推奨した。また、沖縄県居住者の寿命が低下し続けていることの要因として慢性閉塞性肺疾患が多いことを指摘、「沖縄県の住宅は平屋木造から鉄筋コンクリートへと変わり、湿度の高い気候、コンクリート質が黒カビを増やし、閉塞性肺疾患死亡率を増大させた」と仮説を立てる。また、「北海道に肺がんが多いのは、北海道の住宅の優れた気密性とストーブ、喫煙」と、住宅と健康、住宅と疾病の関係について解説し、警鐘をならすとともに、「健康住宅は根本予防につながる」とした。

住生活月間シンポジウムには188名が参加

住み心地のよいまち・住まいのコンテスト入賞作品を展示

埼玉県住まいづくり協議会は、活動の一環として「埼玉県住み心地のよいまち大賞」と「埼玉県環境住宅大賞」を主催している。前者は県内の住み心地の良いまち・暮らし良いまちを推薦・PRするコンテスト。後者は地球温暖化防止など環境負荷の少ない住まいづくりのアイデアや住まい手を募集するものである。

住生活月間シンポジウムでは、両コンテストの入賞作品展も同時開催し、来場者に埼玉県の住み心地の良いまち、また、環境負荷低減に向けたアイデアに富む住宅の情報発信を行った。

「埼玉県住み心地のよいまち大賞」と「埼玉県環境住宅大賞」の入選作品展も同時開催
「埼玉県住み心地のよいまち大賞」と「埼玉県環境住宅大賞」の入選作品展も同時開催

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ハウジング・トリビューンVol.640(2022年8・9号)

特集:

ハウジング・トリビューンは、住宅事業者の商品開発担当者などを対象に、今後の住宅商品開発の方向性を探るアンケート調査を実施した。

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また、その中でも特に注力したいテーマと、なぜそのテーマを選択したのか理由を聞いた。
アンケート結果から、あるべき未来の住宅像が浮き彫りになった。

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