ポラスグループ、千葉・船橋に体感すまいパークをオープン
複合施設で京葉エリアの事業を強化
千葉県船橋市に「体感すまいパーク船橋」をオープン、京葉エリアの事業強化に乗り出した。注文住宅4ブランドのモデルのほか、インテリアショールームや土地仲介などもワンストップで対応する。
ポラスグループで注文住宅を手がけるポラテックとグローバルホームが千葉県船橋市に「体感すまいパーク船橋」をオープンした。京葉エリアの事業強化が狙いで、注文住宅の年間受注65棟を目指す。
「体感すまいパーク船橋」は“探せる・試せる「家づくりの全部」”がコンセプト。ポラテックが手がける「PO HAUS」、「北辰工務店」、「MOKHOUSE」、グローバルホームの「HaS casa」という4つのモデルハウスを揃えた、同社グループ初の単独展示場となる。異なるデザインや価格帯の住宅を一度に見ることができること、さらにはこれらモデルハウスに宿泊体験できることが大きな特徴となっている。
また、インテリアショールームを設けたほか、土地仲介部門、工事部門、アフターサービス部門なども常駐しており、同社グループの複合拠点として京葉エリアの事業強化に取り組む。
オープン1ヶ月で来場は222組
複合施設ならではの強みを活かす
森田昭廣・ポラテック取締役は「総合展示場は今後運営が難しくなる」と話す。これまで総合展示場は、さまざまな住宅メーカーの住宅を見比べることができるメリットがあったが、インターネットの普及などで情報が簡単に手に入るようになり、ユーザーは総合展示場を情報を集める場ではなく、確認の場として捉えている。
その一方で、ポラスグループは複数の注文住宅のブランドを持ち、分譲住宅や土地仲介も手がけるなど「事業、商品が分かりづらい」という一面があった。
そこで土地や分譲住宅を“探せる”、注文住宅を“試せる”というコンセプトでの単独展示場をオープンした。
同パークは9月8日にオープン、約1ヶ月間の来場者数は222組と目標の200組を上回る好調な滑り出しとなった。「総合展示場と異なり、自分たちでイベントなどを企画し、年間を通じて認知度を高めて人が集まる場所にしていきたい」と注文住宅4ブランドを統括する近藤良一・ポラテック木造住宅事業部POHAUS Dv部長は話す。4ブランドの受注は、来年3月までで40棟、2019年度は65棟を計画している。
京葉エリアでは、先行して分譲住宅部門が事業を展開していた。今回の「体感すまいパーク」のオープンにより、注文住宅も含めて同エリアでの事業強化を図る。
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