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家具は持たずに利用する サブスクリプション化の加速でインテリアとの付き合い方が変わる

月額500円からソファやテーブル、椅子などが利用できるように

サブスクリプション型のサービスがあらゆる分野で急速に拡大している。なかでも月額使用料を支払うことで好みの家具が利用できるとしてインテリア分野でのサブスクリプション化が進む。所有するものと考えられてきた家具との付き合い方が変わりそうだ。

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提供する商品やサービスに対してではなく利用期間に対して対価を支払う「サブスクリプション方式」を採用したサービスが注目を集めている。ソフトウェアなどの利用形態として使われることが多かったが、“買うもの”である住まいのインテリアの分野にもサブスクリプションサービスの波が押し寄せてきている。Elaly(東京都港区・大薮雅徳代表取締役)が運営する「airRoom」では、ソファやテレビ台、机などのインテリアを月額500円から手軽にレンタルできるサービスを提供している。インテリアごとに設定された月額利用料を支払うだけで好みの家具が利用できる。故障による修理や交換も無料で、部屋の模様替えなどで気軽に利用しやすい。

同社はSNSを通してユーザーによる同サービスを利用してつくった空間を紹介している。製品を使用した際の具体的なイメージを提供することで採用に繋げる。

クラス(東京都目黒区・久保裕丈代表取締役社長)も家具のレンタルサービス「CLAS」を今年の8月にスタートさせた。こちらも月額500円(配送料・保険料含む)からソファやテーブル、椅子などが利用でき、最低利用期間の6カ月が経過すれば交換や返却にも対応する。

「家は賃貸でも良いと思う人がいるのと同じように、家具にも持たずに利用するという選択肢があってもいいはず」と同社。サービス開始後、住宅だけでなくコワーキングスペースなどの事業者や民泊事業者などからの反応も上々だ。同サービスを利用すれば初期投資を軽減できる可能性があるとし、採用増加へ提案を進める。

CLASでは月額500円(配送料・保険料含む)からソファやテーブル、椅子などが利用できる

サブスク化が進む一方でユーザー認知は未だ低く

KAMARQ HOLDINGSPTE.LED.(シンガポール・和田直希代表取締役)は、9月より新たに「subsclife」をスタートさせた。同社は家具のサブスクリプションサービスを展開するも、家具のレンタルに対するユーザー認知そのものが低いという課題に直面。認知度向上には製品ラインナップの拡充が必要と判断し、サービス名をsubsclifeへ変え、自社製品にこだわらず様々な家具を月額制で利用できるサービスへと刷新し、製品点数を200点にまで拡大した。

消費のトレンドは「所有」から「利用」へと変わりつつある。モノやサービスに対する人々の価値観や行動の変化で、これまで“買うもの”と考えられてきたインテリアも利用が当たり前になるかもしれない。サブスクリプション化はインテリアにとどまらず、他のジャンルにも広がりそうだ。

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特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
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