2018.10.4

ENECHANGE、家庭向けリサイクル蓄電池の実用化へ 英国ベンチャーと提携、日本で技術を提供

コストダウンで蓄電池が本格化普及か!?

ENECHANGE(東京都千代田区・城口洋平会長、有田一平社長)は家庭向けリサイクル蓄電池の実用化に向けて取組みを開始した。英国ベンチャー企業と提携し、安価で高性能なリサイクル蓄電池の技術を構築。コストを抑えたリサイクル蓄電池が日本の家庭用蓄電池市場を大きく拡大させそうだ。

EVや家庭でのエネルギーマネジメントに活用するため、蓄電池への注目が高まっている。だが、まだ価格が充分には抑えられていないことが市場に広く普及させるうえでの課題となっている。

こうした事態の解決策のひとつとして期待されているのが、新品に比べて安価に生産できるリサイクル蓄電池だ。英国やドイツなどのヨーロッパで市場が拡大しつつある。日本ではトヨタや日産が実証の取組みを始めているが、EV用の蓄電池をEV用の蓄電池にリサイクルするというもので家庭向けではない。

一方で、ENECHANGEは英国ベンチャーの蓄電システムメーカーBrillPower社(英国オックスフォード・Christoph Birkl最高経営責任者)と提携し、EV用の蓄電池を家庭向けや工場向けの蓄電池としてリサイクルする事業を開始した。

「2019年問題を見据えて、日本のリサイクル蓄電池市場を構築したい」と意気込むENECHANGEの城口洋平会長とBrillPower社のChristoph Birkl最高経営責任者


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