(一社)プレハブ建築協会、点検技術者の資格認定制度を創設
定期点検の質向上でプレハブ住宅の強みを強化
(一社)プレハブ建築協会の住宅部会は、新たに「プレハブ住宅点検技術者資格認定制度」を創設した。点検業務の質向上を図り、定期点検のブランド化を推進することで、プレハブ住宅の強みをさらに強化していきたい考えだ。
(一社)プレハブ建築協会の住宅部会では、報道関係者に対して2017年度の活動報告と今後の取り組み方針などを発表。同部会では、プラン推進委員会を中心として、「住生活向上推進プラン2020」を推進しており、プレハブ住宅の質向上などに向けた活動を行っている。
また、2018年度からの新たな取り組みとして「IoT等検討ワーキング」を設置。住宅のIoT化に向けたより具体的な検討などを進めていく方針だという。
定期点検のブランド化を推し進める
一方、同部会のCS品質委員会では、宅建業法の改正に対応するために、(公社)日本建築士会連合会と連携し、既存住宅状況調査技術者の講習に「工業化住宅コース」を新設、講習会事務を同協会が受託する形で講習会を開催している。
加えて、プレハブ住宅メーカー各社が実施している定期点検のブランド化を目指し、点検員を業界として養成する「プレハブ住宅点検技術者資格認定制度」を新たに創設した。
既存住宅状況調査技術者と同レベルの研修・資格を有する点検員を養成していくことで、オーナーのCS向上を図り、適切なメンテナンス工事やリフォームの実施へとつなげていきたい考えだ。
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