田島ルーフィング 中大規模木造向けの防水ガイドを整備
快適性の維持、長寿命化をサポート
田島ルーフィングは、90年以上にわたり磨き続けてきた防水技術を活かし、中大規模木造建築向けの防水・建材ガイド冊子「TAJIMA WATER BLOCK SYSTEM」を作成した。ハイスペックな設計・施工技術の普及を図ることで、雨水浸入を確実に防ぎ、快適性の維持、長寿命化をサポートしていきたい考えだ。
拡大が期待される中大規模木造市場だが、実績がほとんどない分野なだけに、設計、施工のノウハウを持つ事業者は少ないのが実情だ。市場開拓を進める関係者全体で、より安全性を高めた設計・施工のガイドラインづくりを進めていく必要があるが、なかでも細心の注意を払わなければならないのが防水対策と言えるだろう。中大規模木造建築は戸建住宅よりも風雨にさらされる面積は大きくなり、雨水が浸入するリスクも高まる。躯体内に雨水が滞留すれば、快適性や耐久性を著しく低下させる懸念があるため、より安全側に配慮したハイスペックな防水対策が求められるのだ。こうしたなかで田島ルーフィングは、中大規模木造建築に対応した防水・建材ガイド冊子「TAJIMAWATER BLOCK SYSTEM」をまとめた。同社は90年以上にわたり戸建て住宅やRC、S造などの大規模建築など、建物の規模を問わず、防水技術に磨きをかけてきた。同ガイドには同社が磨き続けてきた防水技術を詰め込んだ。「外壁・開口部」「陸屋根」「勾配屋根・斜壁」「バルコニー・ベランダ・開放廊下・外階段」といった部位ごとに防水対策を整理して紹介。また、建物防水を支える3大防水、「アスファルト防水」、「塩ビシート防水」、「ウレタン塗膜防水」の特長などを解説している。建物の全ての部位の防水対策に精通し、最適な対策法を提案できるという他社にはない強みを訴求していきたい考えだ。
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