2017.9.8

マグ・イゾベール、グラスウール断熱材の新ブランドを立ち上げ

バインダなどを見直し、優れた施工性、環境性能を実現

マグ・イゾベールは、グラスウール断熱材の新ブランド「イゾベール」シリーズを10月から発売する。バインダ(結合剤)などを見直すことで、優れた施工性、環境性能を付与した。より高いレベルの住まいの省エネ化が求められる時代を見据え、今後の主力商品として普及促進を図っていきたい考え。

マグ・イゾベール、グラスウール断熱材の新ブランドを立ち上げ
上:防湿フィルム付きの「イゾベール・スタンダード」。省エネ基準をクリアするために最適な商品
下:防湿層なしの「イゾベール・コンフォート」。断熱性・気密性を高め、より高い快適性の実現に寄与する

マグ・イゾベールは、新たにグラスウール断熱材「イゾベール」シリーズを発売する。グラスウールは、ガラスを繊維状に細かくし、綿状にまとめたもの。そのため、施工時に繊維が飛散して、その繊維が皮膚に付着することにより、チクチク感が生じることがあり、施工者の負担となることもあった。そこで、新ブランドのイゾベールシリーズでは、バインダなどを見直すことで、施工性の大幅な向上を図った。従来品に比べて繊維飛散を5割以上削減することに成功し、施工時の不快感を改善した。また、繊維をよりしなやかにすることで、繊維が皮膚に接してもチクチク感が少ないように配慮した。しなやかな繊維を実現する一方で、従来品以上の剛性(曲げ強度、反発力)も確保し、施工性の良さを維持した。

さらに、繊維をより細かくすることで、より断熱性能を高めた商品をラインナップすることも可能となった。加えて、植物由来のバインダを使用することで、優れた環境性能も付与した。


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