平常時、災害発生時、災害後における 住まいのレジリエンス度を高める

東京大学大学院 清家剛氏 准教授

(一社)日本サステナブル建築協会が作成した「CASBEE-レジリエンス住宅チェックリスト」は、質問に答えると住まいのレジリエンス度を評価できるツール。住まいのレジリエンス度を強化するためには、どのような対策が求められるのか。チェックリストを作成したワーキングの主査を務めた東京大学大学院の清家剛准教授に聞いた。

東京大学大学院 新領域創成科学研究科 准教授 清家剛氏

災害時の土壇場力を知るためにはまず「知ること」が大事

──「CASBEE-レジリエンス住宅チェックリスト」を作成した目的は。

「レジリエンス」とは、外部からの受ける力や影響に対する「しぶとさ、強靭さ、回復力」を意味する言葉です。

住宅についても、例えば耐震性能を強化するだけでなく、いざという時にしぶとさを発揮するようなレジリエンス機能が求められます。

「CASBEE-レジリエンス住宅チェックリスト」は、住宅のレジリエンス機能を強化する第一歩として、住まいにおけるリスクや備えについて、一般の方々に「気づき」の機会を与えるために作成したものです。平常時、災害時、災害後という3つの観点でレジリエンス度を高めるために求められる要素をまとめており、42項目からなる質問に回答していくと、住まいのレジリエンス度が分かる仕組みになっています。質問はWeb上で公開しており、回答していくと自動で自宅のレジリエンス度を把握できます。


この記事は会員限定記事です。
無料会員になると続きをお読みいただけます。

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。