特定非営利活動法人 フェーズフリー建築協会、様々な視点からフェーズフリー住宅を提案
デザインコンペの入賞作品が決定
同協会が開催した「第1回フェーズフリー住宅デザインコンペ」にはプロの設計者から学生まで幅広い応募作品が寄せられた。多様な視点で フェーズフリー住宅 を提案しており、フェーズフリー住宅のレギュレーションをつくるうえで活かしたい考えだ。
特定非営利活動法人 フェーズフリー建築協会が開催した「第1回フェーズフリー住宅デザインコンペ」に、プロの設計者からゼネコン、工務店、建築を学んでいる学生まで幅広い応募があった。
フェーズフリー住宅とは災害時でも平常時でも安心して心地よく暮らせる住まいのこと。コンペでは新たな発想や様々な視点からフェーズフリーの概念を取り入れた具体的な住宅提案を募った。応募前の事前登録には272件の登録があり、このうち55件が実際に作品を応募。様々な視点でフェーズフリー住宅を解釈しており、特に学生は自由な発想で提案した作品が多かった。住宅だけでなく、まちづくりの提案も多く寄せられた。
審査委員(三井所清典 日本建築士会連合会会長、目黒公郎 東京大学教授、松崎元 千葉工業大学教授、フェーズフリー建築協会、フェーズフリー総合研究所)による審査の結果、三井所清典賞、目黒公郎賞、松崎元賞、フェーズフリー建築協会賞と、13件の入賞作品を選出した。
シェアハウスや中間領域の活用、落下・転倒物のない暮らしなど多彩な提案
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