パナソニック エコソリューションズ社、住宅水廻り事業を強化
2020年度に売上高10%増へ
パナソニック エコソリューションズ社(以下、パナソニックES社)は、 住宅水廻り事業 を強化する。一般消費者への提案や集合住宅向けの取り組みを強化することで、2020年度には2016年度比で売上高を10%引き上げ、1300億円に伸ばしていきたい考え。
パナソニックES社は住宅水廻り事業の売上高拡大に向けて取り組みを強化していく。2020年度には、2016年度比で10%増の1300億円の売上高を目指す。
目標達成に向け、これまでの取り組みが弱く、今後シェア拡大の余地があるところを重点的に強化していく。
特に、成長分野として期待されているリフォーム市場の開拓に注力する。具体的には、一般消費者との接点を強化していく方針だ。提案の拠点であるショールームの拡充と併せて、提案の仕方も工夫していく。
これまでも、ショールームでは、水廻り商品と他の建材・設備を組み合わせ、具体的なライフシーンを想定した空間提案を行うことで、消費者の需要を喚起しようとしてきた。だが、今後はより高いレベルでの空間提案を行っていきたい考えだ。
「例えば、商品開発の段階から照明や空調、その他機器などとの連携や調和を考えた取り組みを行っていきたい」と、小早川益律 水廻りシステムビジネスユニット ビジネスユニット長は意気込む。
全自動おそうじトイレで賃貸住宅市場を開拓
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