設備 |  2017.6.23

ノーリツ “見まもり”、“キレイ”を付加価値に温水事業を強化

フラッグシップ給湯器の販売に注力

ノーリツは給湯器などの温水事業の提案を強化する。“見まもり”“キレイ”を付加価値に市場の深耕を図っていく。今年3月にはフラッグシップの給湯器を投入。高付加価値商品として販売に注力していく考えだ。

ノーリツは2020年の連結営業利益率 10%を達成するため、主力事業である温水事業に経営資源を集中させ、商品開発などを強化していく方針を打ち出している。

温水市場では競争が激しさを増しており、メーカーには一層の差別化が求められている。これまでは省エネ性能で差別化を図るメーカーが多かったが、最近は業界全体の省エネ性能が高止まりしており、さらなる性能の向上は難しい状況。

こうしたなかで、ノーリツは“見まもり”“キレイ”を付加価値に差別化を図っていきたい考えだ。今年3月には、それを具現化した高効率ガスふろ給湯器エコジョーズ「GT-C2462 シリーズ」を発売した。このフラッグシップ商品のエコジョーズでは、浴室内での事故軽減に配慮した3つの安心機能を搭載している。

まず、浴室リモコン人感センサーを活用した「浴室モニター機能」により、家族の浴室への入室と、浴槽への入浴を知ることができる。入室時は、台所リモコンの浴室モニターランプが白色に点灯、入浴時は同ランプがオレンジ色に点灯する。

入浴の際は「ゆるやか浴機能」が働く。設定温度-2℃でお湯はりし、水位センサーが入浴を検知すると、設定温度までゆるやかに追いだきする。そうすることで、身体への負担を軽減する。これまで、浴室暖房の設置によるヒートショック対策を提案していたが、今回、給湯器での対策も提案していく。また、長湯によるのぼせ対策のため、「入浴タイマー機能」を搭載。センサーで入浴を検知すると、台所と浴室のリモコンに入浴時間をカウントアップ表示する。また、浴室リモコンについては 5 分ごとに音で知らせる。

ノーリツ
「GT-C2462 シリーズ」では、本体のデザインをスタイリッシュに刷新することでも、付加価値を高めている
ノーリツ
「UV 除菌ユニット」による高い除菌機能で、浴槽内のお湯をキレイに

UVで99.9%の除菌性能を実現

近年ますます高まる“キレイ”に対するニーズに応える機能も搭載している。給湯器本体に99.9%の除菌性能を実現した「UV 除菌ユニット」を搭載。UVを照射することで浴槽内のお湯を除菌する。入浴後の残り湯の菌の増殖を抑制でき、翌日の洗濯などにも使いやすい。また、配管をキレイに保つ「熱洗浄配管クリーン」機能を搭載。追いだき配管に残ったお湯を高温のお湯で洗い流すことで、配管内の汚れが落としやすくなった。

このほか、「GT-C2462 シリーズ」では、本体のデザインをスタイリッシュに刷新することでも、付加価値を高めている。エクステリアに調和しやすく高級感のあるメタリックカラー仕上げを採用。従来は難しかったシンメトリーなデザインも実現している。

発売以来、「GT-C2462 シリーズ」の反響は大きい。従来にはなかった“見まもり”、“キレイ”を付加価値にした機能への評価が高いという。今後も独自の機能を武器にガス会社や工務店などを通じた提案を強めていきたい考えだ。