ノーリツ “見まもり”、“キレイ”を付加価値に温水事業を強化
フラッグシップ給湯器の販売に注力
ノーリツは給湯器などの温水事業の提案を強化する。“見まもり”“キレイ”を付加価値に市場の深耕を図っていく。今年3月にはフラッグシップの給湯器を投入。高付加価値商品として販売に注力していく考えだ。
ノーリツは2020年の連結営業利益率 10%を達成するため、主力事業である温水事業に経営資源を集中させ、商品開発などを強化していく方針を打ち出している。
温水市場では競争が激しさを増しており、メーカーには一層の差別化が求められている。これまでは省エネ性能で差別化を図るメーカーが多かったが、最近は業界全体の省エネ性能が高止まりしており、さらなる性能の向上は難しい状況。
こうしたなかで、ノーリツは“見まもり”“キレイ”を付加価値に差別化を図っていきたい考えだ。今年3月には、それを具現化した高効率ガスふろ給湯器エコジョーズ「GT-C2462 シリーズ」を発売した。このフラッグシップ商品のエコジョーズでは、浴室内での事故軽減に配慮した3つの安心機能を搭載している。
まず、浴室リモコン人感センサーを活用した「浴室モニター機能」により、家族の浴室への入室と、浴槽への入浴を知ることができる。入室時は、台所リモコンの浴室モニターランプが白色に点灯、入浴時は同ランプがオレンジ色に点灯する。
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