2017.6.23

TOTO、高級クラスの洗面化粧台の販売を倍増へ

機能だけでなくデザインにも磨き

TOTOは高級クラスの洗面化粧台「ESCUA(エスクア)」を発売した。機能に加えてデザインにもこだわり、高付加価値戦略を強化。新商品投入により、高級クラスの洗面化粧台の販売台数を発売3年後に倍増させていきたい考えだ。

TOTOは高級クラスの洗面化粧台の販売台数を3年後に年間1万4000台に倍増させる。6月1日に新たに発売した高級クラスの洗面化粧台「ESCUA(エスクア)」を梃に市場への訴求力を強化する。エスクアには抗菌・防カビ仕様の「お掃除ラクラク排水口」をTOTOの洗面化粧台で初めて導入、標準仕様としている。抗菌・防カビ効果を持つ樹脂を採用することで、排水口まわりのヌメリや黒ずみやカビ汚れの増殖を抑え、清掃の手間を軽減する。

また、オプションでTOTO独自の除菌技術「きれい除菌水」も導入できる。「きれい除菌水」は、水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水。薬品や洗剤を使わず水から作ることができる。

「エスクア」では、「フローティングデザインキャビネット」を採用。海外の住宅で見られる床から浮いたデザインを採用し、洗面空間に広がりを持たせた

オプションでTOTO独自の除菌技術「きれい除菌水」も導入できる

リフォームでの導入も考慮しノイズレスデザインを採用

TOTOが行ったアンケートによると、洗面化粧台で重視する項目の1位は「デザイン」に関するものだった。このため、エスクアの開発にあたり、デザイン性を一層強化した。デザインのコンセプトに採用したのは、「ノイズレスデザイン」。リフォームでの導入も考慮し、どんな住空間でもマッチするように、主張しすぎずスッキリとした見た目になるように配慮した。


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