2017.4.28

ノーリツ・トクラス、キッチン・バスの共同開発などで業務提携

ノウハウ持ち寄り、厳しい市場環境に対応

ノーリツとトクラスはキッチン・バスを中心とした住宅設備の共同開発などでの業務提携に向けた基本合意書を締結した。人口減少、新築減など、ますます厳しさを増す市場環境のなかで、互いのノウハウを持ち寄りシナジーを生み出していく。

ノーリツとトクラスは住宅設備事業で業務提携に向けた基本合意書を締結した。今後、1年以内に正式な業務提携を発表する予定だ。

ノーリツは2020年を最終年とする中期経営計画「Vプラン 20」を進めているところだが、このなかで、システムキッチン・システムバスといった住宅設備機器について、OEM販売を強化する方針を打ち出している。昨年ごろから連携先を探してきたが、その中のひとつがトクラスだった。そして、OEMでの連携の協議を進めているなかで、単なるOEMでの連携に留まらない広範囲での連携に話が拡大し、今回の業務提携に至った。

業務提携により、ノーリツはトクラスのデザイン力や人造大理石などの技術を取り込みたい考え。写真はトクラスの人造大理石を採用したシステムキッチン

トクラスはノーリツ独自のインクジェット印刷を活用したシステムバスの壁塗装技術などに期待

互いの独自技術に期待 ノウハウ取り込み事業領域を拡大


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