LIXIL ハイグレードの人工木デッキの新商品を投入、5年以内に売上を2倍に
LIXILはハイグレードの人工木ウッドデッキの新商品「デッキDC」を5月2日に発売する。人工木デッキ商品のバリエーションを充実することで、今後5年以内に同社の人工木デッキ商品全体の売上を2021年度の5倍に高めたい考えだ。
人工木ウッドデッキについては、近年、市場が拡大しており、日本エクステリア工業会の調査によると、この10年間で売上が約1.8倍も成長している。「天然木から人工木への転換に加え、コロナ禍での庭への関心の高まりも追い風になっている」(榊原正・エクステリア事業部エクステリア商品開発部部長)という。
LIXILでは、木粉と樹脂を混ぜ合わせた人工木を使用したウッドデッキを展開。価格帯やデザインが異なる「デッキDS」、「樹ら楽ステージ 木彫」、「木ら楽ステージ」の3商品をラインナップし、さまざまなニーズに対応している。売上も好調に推移しており、「ラインナップの豊富さから同業他社よりも売上の伸びが大きくなっており、人工木デッキのシェアが2018年に比べて1.3ポイント増加した」(榊原部長)としている。
今回、さらなる売上増加、シェアアップを目指して発売するのが「デッキDC」だ。
樹脂と独自の「独立気泡構造」で、熱が伝わりにくく
「デッキDC」は、従来品より機能面を強化したハイグレード商品。最大の特長は、熱が伝わりにくい構造としたこと。天然木と比較して人工木は熱を吸収しやすく、夏場は表面が熱くなるという指摘がある。「デッキDC」は、熱伝導率の低い樹脂素材を採用したうえで、独自の新技術である「独立気泡構造」としたことで熱が溜まりにくい。「従来の人工木デッキよりも約4℃熱く感じにくく、天然木のように素足でも過ごしやすい。」(榊原部長)としている。
さらに、気泡構造としたことで、重量が従来品の約3分の2と軽くなり、施工時の負担も軽減する。
また、原料は100%リサイクル材を採用。木粉は同社の木質インテリア建材の生産時に発生する木粉や木くずを使用した。
同社では、「デッキDC」を子供のいる家庭や保育施設、ペットのいる家庭をはじめ、天然木のウッドデッキを選ぶ需要層にもアピールしていきたい考えだ。
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