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2021.2.16

旭ファイバーグラスと旭化成建材が共同で断熱材仕様例

適材適所の使用で現実的なG3住宅の姿を提示

グラスウール断熱材の旭ファイバーグラスと、フェノールフォーム断熱材の旭化成建材という異なる断熱材を製造・販売する2社が共同で断熱仕様例を作成した。HEAT20におけるG2、G3グレードという高い断熱性能を実現するため、現実的な仕様を示すことで、住宅のさらなる高性能化を後押しする。


これまで住宅事業者が独自にG3レベルの高断熱住宅を建設した例はあるが、それらは高度な計算や経験に基づく、特殊な工法ということができる。今回の仕様例は「従来工法の延長線上で施工することができ、十分手の届く範囲のもの」(旭ファイバーグラス・布井洋二・専任主幹渉外技術担当部長)であり、現実的な“G3住宅”の姿を見せたという点で、高断熱化を進めるうえで大きな一歩だといえる。

仕様例はG2、G3それぞれに「1、2、3地域」、「4、5地域」、「6、7地域」の3つの区分で部位ごとに製品と厚さなどを示した。充填性に優れる旭ファイバーグラスの「アクリア」を壁内充填断熱と天井断熱に、外張りや床施工に適した旭化成建材の「ネオマフォーム」を壁外張り付加断熱と床に使用することで、それぞれの断熱材の素材の特徴を生かした理想的な組み合わせを提案する。特に壁については「アクリアα」と「ネオマフォーム」という繊維系断熱材と発泡プラスチック系断熱材それぞれのトップクラスの断熱性能を持つ2製品を組み合わせ、一般的な住宅工法で高水準の断熱性能を発揮する仕様としている。

また、不燃材料である「アクリア」、耐燃焼性能に優れる「ネオマフォーム」との組み合わせで、サイディング、金属外装材、モルタル、木外装まで対応可能な幅広い防耐火認定に適応できる。また、これらの仕様で結露計算も行っており、安全性を確認している。

両社は特設HP(https://g3way.co.jp)を開設、仕様例を掲載するほか共同カタログや標準納まり図集、施工説明資料などもダウンロードできる。さらに3月2日(火)には公開WEBセミナーを開催する(申し込みは上記特設HP)。今後、G2、G3の普及を目的とする共同のプロモーションなども検討している。

UA値G3を目指した仕様例

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特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
住宅太陽光発電マーケットの最前線を追う。

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