New   2025.12.24

YKK AP、2026年度に木製窓の新商品発売目指す

国産材を使った中価格帯商品

 

YKK APは「APW 651」に次ぐ、木製窓の新商品を2026年度中にも発売したいとした。国産材を使用した中価格帯の引違い窓を予定しており、現行品である「APW 651」の約半分の価格での販売を検討している。樹種は現在選定中であるが、魚津彰社長は「皆さん驚くと思いますよ」と話した。

木製窓については、24年7月に国産ヒノキ集成材の「APW 651」を発売している。価格は片引き窓(偏芯タイプ/W2600㎜×H2430㎜)で155万800円、現在は高級住宅での採用がメインとなっており、25年12月時点で150セット程度の採用実績がある。

一方で、同社は以前から、木製窓の採用を伸ばすためより価格を落としたものを発売したい考えを示していた。

将来的には、中価格帯からさらに価格を落とした普及品も販売したい意向。これについては、国産材に留まらず海外材の使用も視野に入れている。