トヨタホーム、戸建商品にパナソニック ホームズの構造システム採用
従来商品をフルモデルチェンジ
トヨタホームは、新築戸建の新商品「ESPACiO GT(エスパシオ ジーティー)」を発売した。
従来のESPACiOシリーズではトヨタホームオリジナルの鉄骨軸組工法である「EST工法」を採用していた。一方、今回のESPACiO GTでは、プライム ライフ テクノロジーズグループのシナジーを生かし、パナソニック ホームズの構造システム「制震鉄骨軸組構造」をOEMで導入。従来のESPACiOからのフルモデルチェンジを図った。

制震鉄骨軸組構造とは、15㎝単位での柔軟な設計対応を可能にするマルチモジュールシステムを採用した構造システム。現代の都市住宅の課題の一つとして「狭小地での空間活用」があるが、ESPACiO GTではこの構造を活用し、限られた敷地でも単なる駐車スペースに留まらないガレージ空間を実現した。ガレージを趣味や憩いを楽しむ「もうひとつの生活空間」として提案する。
また、中庭空間を住まいの中核に据える「ライトコア設計」も採用。街路や隣家に面する窓を減らしてプライバシーを確保しつつ、中庭側に窓を配置して住宅内部に光と風を採り入れる設計とした。
そのほか、性能面では断熱等性能等級6に対応し、全館空調の効率を高めた。
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